良く噛むと良いことあるよ!さて何回噛むのが良いのでしょうか?
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良く噛むように毎日声がけ
うちのパパと息子は、いつも超早食い!そのためいつも「しっかり噛んで食べなさい!」と食事中、何度か声をかけなくてはなりません。
声をかけると今度は、どっちが多く噛んだかの競い合いが始まりますが、それも最初の内だけ。いつの間にか、二人ともペロリと平らげてしまっています。以前は大皿で食事を出していましたが、それでは息子がどんどんおかわりしてしまい、どんどん太るので、最近は一人前に盛り付けて食事を出すようにしています。
息子は肥満気味なので、色々と対策を考えては試しているのですが、なにぶん成長期。栄養を欠くようなダイエットは出来ません。食べた分だけ動けばいいのですが、早食いを続けていては、とてもじゃありませんが、食べた分の運動は莫大な量になり、とうてい続けられそうにありません。
そこでまずは良く噛んで、満腹中枢が刺激されるまでの時間に、適量しか食べずに済むよう、ゆっくり食事をさせようと試みているというわけです。
箸置きダイエット
良く噛んでといっても、口にどんどん放り込んでは、途中飲み込んでしまって、口に入れたもの全てをしっかり噛むことが出来ず、結局中途半端になってしまいます。
そこで箸置きダイエットを参考にして、声がけをしています。
箸置きダイエットとは、一つのダイエット方法なのですが、一口食べ物を口に運んでは、いったんお箸を置き、最低30回噛んで、飲み込んでからまたお箸を手に取り、食べ物を口に運ぶという動作を繰り返すだけのダイエット方法です。
食べ物を見ると焦ってしまうパパや息子にとっては、とてもイライラする方法かと思いますが、必ずきっちり噛むためには良い方法だと思います。でもなかなか食事を前にすると、おろそかになってしまうのが現実…。どうか頑張ってほしいものです。
早食いのデメリット
早食いは、どうしても噛む回数が少なくなります。そうすると飲み込んだものがきちんと消化されないままの状態で大腸まで運ばれてしまったり、消化器官にとても負担がかかります。
体の中では消化酵素と代謝酵素というものが働いていますが、食べ物を消化するために働くのが消化酵素、病気を治したり、脂肪を燃焼したりするために働くのが代謝酵素です。
これらの酵素は、簡単に言うと数が決まっています。例えば酵素が全体で10コあるとします。これがもし、よく噛まずに食べ物が運ばれてきて、消化酵素が9コ使われたとしましょう。すると代謝酵素として使えるのは、残りの1コだけになってしまうのです。
ということは、病気への抵抗力も小さくなりますし、太りやすくなってしまうというわけなのです。
食べたものがきちんと消化されないままに大腸まで運ばれてしまうと、未消化のタンパク質や脂質は、悪玉菌の餌になってしまいます。腸内環境が乱れることで、おならやウンチは悪臭を伴いますし、免疫力も低下します。
良く噛むと良いこと(メリット)
食べ物を良く噛んで食事をゆっくりいただくことは、体にとって良いことがたくさんあります。
食べ物を良く噛むと、噛まれた食べ物の表面積が増え、消化酵素が四方八方から速やかに作用します。そのためきちんと必要な栄養が体内に取り入れられ、不要なカスだけが排出される理想的なお通じが生まれるのです。
またよく噛んでゆっくり食べると、満腹中枢へ刺激が伝わるまでに食べすぎを防ぐことができます。満腹中枢に「お腹いっぱい」のサインが伝われば、いつもより少ない量でも、満足することができます。
良く噛むと良いことは、それだけではありません。
・味覚を磨くことにつながる
・消化管の活動が活発になる
・脳細胞の働きが活発になる
良く噛むことで、たくさんの感覚情報が脳へと働きかけます。これにより、自律神経系が刺激されるのです。集中力UPや食事そのものをより美味しくいただけることにもつながります。
(関連記事)子供の頃と味覚が変わるのはどうして?色んな味を楽しもう!
・虫歯予防になる
・がん予防になる
・認知症予防や美肌などのアンチエイジング効果がある
噛むことで唾液がたくさん分泌されます。唾液には殺菌・抗菌作用があり、虫歯や病気に対する抵抗力が高まります。唾液の中に含まれる酵素には、発がん物質の発がん作用を消す働きがあるということがわかっています。
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良く噛むとは何回を目標にすればいい?
良く噛むと言っても、今まで早食いだった人には苦痛ですよね。そこで目標は何回にすればよいかということなのですが、先にお伝えしたような、噛むことによるメリットを得るためには、食べ物を30秒以上、唾液に浸すのが効果的だといわれています。
ですから30秒を目標とするために、30回数えてから飲み込むことを目標にするのが、一番わかりやすいのではないでしょうか。
息子がシュッとするその日まで
まるまるした息子も、もちろんかわいいのですが、やはり息子の場合、以前に大きな病気をしていますし、肥満は改善しないと運動も楽しめません。
(関連記事)川崎病の闘病記録 元気になってよかったね!
三半規管が弱いと運動神経が悪いですって!?
良く噛むことを習慣にして、息子がシュッとした姿になってくれれば、母はうれしいです。
(LINEスタンプ「ひよこ一家」より)
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