血液型で性格は決まらない!血液型で健康の秘訣がわかるって?!
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時おり血液型の話題で盛り上がることがあります。A型だから神経質だとか、B型は自己中だとか…だいたい悪口になる?!んですが(笑)!
ですがこの血液型による性格の違いというのは、医学的・科学的には全く根拠なしというのが、現代の最新の見解とされています。
血液型がブームになったことで、思い込み(刷り込み)が行われたことが、影響している可能性があるようです。
それでも、若干は血液型によって性格に差ができる要因というものがあります。それが今日お話ししたい血液型からわかるルーツや免疫力の違い、なりやすい病気などの健康についてのお話です。
血液型にはそれぞれルーツがあった
人間の血液型にはルーツがあります。最も古い人間の血液型のルーツは、実はO型と言われています。アフリカのクロマニョン人、歴史で習ったことがありますね。このクロマニョン人由来の狩猟民族がO型でした。そのため血液型で世界で一番多いのはO型です。
分布としてはアフリカ・ケニア・ナイジェリアにはO型の人が最も多く分布しており、日本でも全体の31%を占め、2番目に多い血液型となります。
次に農耕民族として定住生活を始めた人間の血液型A型。多くはノルウェー・フィンランド・トルコで、日本では一番多い38%を占める血液型です。
またヒマラヤ山岳地帯で遊牧民族として生活していた人間の血液型にB型が多く存在しました。分布としてはイラン・パキスタン・インドに多く、日本では全体の22%を占めます。
人類の歴史の中で一番新しい血液型がAB型。農耕民族と遊牧民族が合わさった血液型です。世界人口の割合からいうと、わずか5%しか存在せず、とても貴重な血液型と言えます。日本でも9%と少数派ですが、国によってはAB型は全くいないという国も存在します。
動物や植物にも血液型がある!?
A型 猫・魚・豚
B型 牛・クジラ・カメ・ゴリラ・サル・羊
O型 豚・サル・羊・植物全般
AB型 蛙・スモモ・昆布
サルと羊はO型かB型しかいませんし、ゴリラにはB型しかありません。
血液型によって免疫力の違いが存在する?!
病気になりにくいと言われる免疫力にも、血液型による差があるといわれています。
1位はO型、2位がB型、3位がA型、そして一番免疫力が低い血液型がAB型というのが、研究によってわかっています。
それぞれの差はわずかですが、やはり免疫力が低めのAB型さんやA型さんは、体調管理には気合を入れたい所ですね。
血液型によってなりやすい病気がある!
血液型によって免疫力に差があるように、なりやすい病気というものもわかってきています。ただし病気というのは、その人の生活環境や食生活、性格など、様々なものが関連して発生しますので、必ずこの病気になるということではありません。
しかし研究者が長い年月とたくさんの人の膨大なデータをもとに割り出したこと、人類の進化の過程で、生活してきた環境などさまざまなものが関係し、細胞レベルでの結果が出てきていますので、気をつけることに越したことはありません。
がん全般・胃潰瘍・心筋梗塞・脳梗塞・自律神経失調症
⇒A型の血液型は、免疫力が弱く、ストレスに弱いと言われています。そのため胃潰瘍やがん・自律神経失調症になりやすい傾向があります。また水分をあまりとらない傾向があるため、血管内において血栓ができやすいのが、心筋梗塞や脳梗塞を発症しやすい原因となります。
すい臓がん・肺炎・気管支炎・インフルエンザA1型・サルモネラ菌による食中毒
⇒B型血液型は、基本的にストレスには強い性質があり、がんにはなりにくいといわれています。しかしすい臓がんだけは、血液型でいうと全体の72%がB型というダントツの結果がでているので、注意して損はありません。またインフルエンザA1型はB型の血液型を好むことがわかっていますし、サルモネラ菌もB型血液を好むことがわかっていますので、ウイルスには弱いといわれています。
十二指腸潰瘍・糖尿病・自己免疫疾患・インフルエンザA2型
⇒O型の血液型は、最も免疫力が高く、長生きする人が多いと言われています。またストレスに強いという特徴があります。食べ物を消化する消化酵素の種類も、最も多く保有していて、なんでも美味しくいただけるのですが、消化する力が高いがゆえに、ストレスがたまると自らの消化液によって潰瘍になりやすいといわれています。
がん全般・心因的な病気・認知症・インフルエンザA1型・サルモネラ菌による食中毒
⇒A型とB型の両方の特徴をあわせ持ち、免疫力が最も弱いAB型。ウイルスによる感染症にもかかりやすいので注意が必要です。
がん細胞などを退治するには、ナチュラルキラー細胞を活発に働かせることが重要になってきます。そのために必要なことは、1に食事、2に笑うことといわれています。
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血液型別、体に合う・合わない食べ物とは?
A型
水をよく摂りましょう。そして農耕民族ルーツですので、肉より野菜中心の和食が好ましく、炭水化物の消化は一番得意な血液型なので、最近人気の炭水化物抜きダイエットが一番合わない体質と言えます。ナッツなども体に合います。
B型
肉類や乳製品をはじめ、大体どんなものでも食べられますが、なかでも発酵食品が体に合うといわれています。ヨーグルトや納豆なども大いにおすすめです。ただし揚げ物や脂身の多い肉類は合わないといわれています。
O型
消化酵素の種類を最も多く保有し、なんでもおいしくいただけます。そのためつい食べすぎがたたり、糖尿病や肥満といったものの原因になりがちです。唯一合わないといわれるのが、小麦(グルテン)。炭水化物抜きダイエットは理に適っています。
AB型
胃酸が少なく、消化に悪いものを食べると胃腸に負担がかかりがちです。魚や野菜を中心の和食がおすすめです。よく噛んでゆっくり食べるように心がけましょう。
血液型による性格の違いは非科学的だけれど…
冒頭でもお話したように、血液型による性格の違いというのは、根拠がないものです。
ですが例えば、A型の人は血液型的にストレスに弱いという特徴があるので、本能的に協調性を高め、周りとの摩擦を生まないようにする傾向があるという考え方を唱える人もいるそうです。
そういった考えもありだとすると、もしかしたらまた数年後には、血液型のもっと新しくおもしろい分析が証明されたりすることもあるのかもしれませんね!
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