寝言が多いのはどうして?
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実は私、すごいはっきりとした寝言を言うようなんです。
結婚前は家族から指摘されたり、結婚後は主人から「すごい喋ってたな」と言われるのです。
まぁ実際、自覚がないわけではなく、自分の寝言の声で目が覚めたこともあるので、みんなからの指摘を否定しようという気もさらさらないわけで…。
ですが私が不思議なのは、主人はほぼ寝言は発しないことなんです。
たま~に「んんっ~」というような声を発したり、寝言かなとおぼしき「△×〇△□×…。」むにゃむにゃは言うんですが。
寝言が普通である私にとって、主人が寝言を言わないことのほうが不思議です。
寝言には二種類ある
眠りには体が休み、脳は活動しているレム睡眠と、体も脳も休んでいるノンレム睡眠があります。通常は浅い眠りであるレム睡眠時に寝言を言うことが多いと言われます。
レム睡眠時の寝言は、夢の内容と関係する事が多く、夢は脳の整理をしている状態なので、とんでもないおかしな内容の寝言になることが多いと言います。
対して深い眠りであるノンレム睡眠の時の寝言には、日常生活において実際に体験したことや感じたことに関係する場合が多く、怒りや悲しみなど、負の感情が言葉になることが多いと言われています。
危険な寝言もあるらしい
ノンレム睡眠時の寝言ではっきりした寝言が頻繁な場合には注意が必要だと言います。
レビー小体型認知症やうつ病といった病気の前兆となることがあるというのです。
また睡眠不足が原因で、浅い眠りが続き、寝言が増えるような時も、何らかの病気の前兆を予想できると言います。
これらの特徴は、悪夢を見てうなされ叫び出すという状態です。こういう状態が本人の納得のいく実際の経験から、たまたま単発的に起きる場合は、それほど気にする必要はありませんが、続くような時は注意が必要です。
レム睡眠行動障害とは
レム睡眠行動障害というのは、ストレスが原因で寝言が発展して、夢の中でしていることを寝ながら実際にしてしまうという病気です。寝ているのに、横で寝ている人をたたいたり、蹴ったりしてしまいます。寝ているため力の加減ができないので、大変危険です。
海外では、寝ているパートナーにプロレス技をかけてしまい、殺してしまったという事件もあったと言います。怖いですね~。
性格が影響する?
病気ではないとしても、寝言は性格にも大きく影響されると言います。寝言を言う人というのは、ストレスが多い人や、いつも自分の感情を抑え、周りの人に合わせがちな人、いつも周りに気をつかっている人に多いと言います。
言いたいことをぐっとこらえたり、納得がいかないのに、周りに合わせてばかり、自分は後回しで、人のことばかり気遣っている人に多く、夢の中で本当の感情を表しているとも言えます。
統計的には、女性よりも男性の方が寝言を言う人は多いそうですが、性格にも起因するため、遺伝もあるそうですよ。
尚、子供の時の寝言は、それほど気にすることはなく、大人になるにつれて、だんだんと少なくなってくるそうです。
寝言に話しかけてもいい?
昔から寝言に話しかけてはいけないと言います。これはどうしてなんでしょうか?
昔は寝言を言ってる人の側には、霊が来ていて、霊と会話している最中と思われていました。霊と話をしているのに、第三者が寝言に話しかけて二人の間に割って入ると、霊が怒って魂を持っていかれると思われていたそうです。
でも実際は、レム睡眠時に寝言を言うことが多いため、浅い眠りである時に話しかけられると、脳は活動中であるため、「返事をしないと」と意識してしまい、睡眠不足の原因になるためなんだそうです。
寝言が多いのは心のサイン!
寝言が多くなるのは、ストレスや性格が原因とのこと。ひどくなると怖い病気の前兆にもなるとわかりました。
寝言を少なくするためにも、日ごろからストレスを溜め込まないように発散したり、自分の気持ちをもっと大切にしていきたいと思います。
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