舌を噛むのは疲れているから?
スポンサーリンク
昨日は、主人の口唇ヘルペスについて調べてみました。
(関連記事)唇にできたプツッ!口内炎と口唇ヘルペスの違いは?
そもそもこの口唇ヘルペスに気付くきっかけになったのが、朝食時に主人が舌を噛んでしまったことでした。
私は昔から舌を噛むと「疲れてるんやわ~」とよく言われました。原因は本当にそれだけ?放っておいていいのでしょうか?
そこで今回は、舌を噛むのは本当に疲れているからだけなのか?ということについて調べてみました。
噛んでしまうのは舌だけじゃない?
はじめに、今回主人が噛んでしまったのは舌だけですが、実は噛んでしまうのは舌だけではありません。頬の裏側などの口の中を噛んでしまうこともあります。
これらは同じ原因によるものが多いようです。
舌ってどんなもの?役割は?
舌は筋肉でできていて、手や足などと同じように自分の意志で動かすことができます。私たちが舌を動かそうと思えば、脳からの命令で自由に動かせるようにできています。
口の中に食べ物が入ると、まんべんなく噛むために、舌を使って口の中の食べ物をかき混ぜながら噛んでいますね。ゆっくり噛んでみると、その動きがよくわかります。
またそうやって下で口の中の食べ物をかき混ぜることで、だ液と混ざり、消化も助けてくれます。
舌を噛んでしまう原因とは?
舌を噛んでしまう原因は、噛んでしまう頻度によって2つに分けることができます。
1つは、一時的に噛んでしまう場合ともう1つは、日ごろから頻繁に噛んでしまう場合です。
<一時的に噛んでしまう場合>
・疲れによるもの
身体の疲労が原因で、突発的に口や舌の動きが脳からの命令通りに動かせず、失敗してしまう時に、舌や口の中を噛んでしまいます。
・胃腸の疲れによるもの
飲み会などで、暴飲暴食が続いていたり、野菜やフルーツなどのビタミン・ミネラルを摂らないような偏った食生活を送っていたりしませんか?ビタミンB1などが不足すると、神経に小さな障害が起き、舌や口の中を噛む原因につながります。
<日ごろから頻繁に噛んでしまう場合>
・ストレスやプレッシャー、極度の緊張が関係するもの
よくストレスから爪を噛んでしまう…なんて言いますが、舌にも同じことが起きている可能性があります。頻繁に舌や口の中を噛んでしまう人は、一度疑ってみてください。
舌や口の中を噛んで傷つけてしまうと、そこから細菌に感染して口内炎にもなりかねません。
(関連記事)唇にできたプツッ!口内炎?口唇ヘルペス?
・加齢によるもの
加齢により頬がたるんでくると、当然頬の内側も垂れてきています。そうすると口の中のものを噛むときに、思わず頬の内側を噛むことが増えてしまいます。
また食事のスピードが速い方も、加齢により今まで通りのスピードで上手に舌を操れないことが出てきます。そうすると噛んでしまうということがでてくるんです。
・歯の噛み合わせの不具合によるもの
歯の治療や入れ歯などで、歯の噛み合わせに慣れていない、もしくは合っていない場合や、もともとの歯並びに問題がある場合など、慣れるまで頻繁に舌や口の中を噛んでしまうことがあります。
舌を噛まないように、何か対策は?
今まさに舌を噛んでしまったあなたは、先に上げた何らかの原因により、現在舌を噛むモードになって
しまっています。再度同じ場所を噛んでしまわないように、まずは食事を落ち着いてゆっくりと食べるようにしましょう。
疲れや栄養バランスの乱れによる場合は、今後の食生活の改善に力を入れましょう。適度な運動や十分な睡眠も大切です。
加齢によるものは、やわらかいものばかり食べないで、お口全体の筋力向上のために、歯ごたえのあるものを食べる、ガムを噛む、お口の体操をするなどを心がけましょう。
最後にストレスや歯並びが原因のものに関しては、それぞれクリニックを受診してみましょう。
スポンサーリンク