小豆島 恋人たちの聖地として有名な天使の散歩道=エンジェルロードへ!
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今回の旅では、小豆島の土庄町にある天使の散歩道(エンジェルロード)にも立ち寄りました。
天使の散歩道(エンジェルロード)とは?
エンジェルロードは、潮の満ち引きの加減で、余島と言われる島との間、約500mに砂州が現れ、歩いて渡ることが出来るという観光名所です。1日2回の干潮時しか渡ることは出来ません。
もともとは、潮干狩りなどを行うのに地元の人達が利用していたのですが、干潮時に現れる道の真ん中で手をつないだカップルは結ばれるという口コミが広がり、町も約15年ほど前から観光名所として本格的にPRを始め、現在では年間20万人以上の観光客が訪れるようになりました。
国土交通省 四国地方整備局による「四国みずべ八十八ヵ所」に選定されています。
天使の散歩道(エンジェルロード)も映画のロケ地!?
小豆島の寒霞渓も、映画のロケ地となっていましたが、エンジェルロードでもいろいろな映画の撮影が行われたそうです。
「ぼくとママの黄色い自転車」「瀬戸内海賊物語」「八日目の蝉」
天使の散歩道(エンジェルロード)の由来
エンジェルロードについて調べてみると、由来を紹介しているサイトがありましたので、参考に載せさせていただきました。とてもロマンティックですよ~!
小豆島にキリスト教を伝えたのは、大阪城築城の石を切り出すため派遣されたキリシタン大名小西行長であった。彼はこの島を日本のキリスト教の本拠地にすべく宣教師グレゴリオ・デ・セスペデスを送り込んで熱心に布教した。しかし、1587年、時の宰相豊臣秀吉は突如キリスト教禁止令を発し厳しく取り締まりを始めた。
隠れキリシタンであった島の娘タエは、逃れてきたキリシタン大名高山右近の側につかえていた。やがて、船で長崎に逃れる手はずを整えるため、セミナリオの神学生小平太がやってきた。やがて若い二人は、深く愛し合うようになる。
ある日、追っ手の急襲により、危うく難を逃れた右近と小平太は入り江のむこうに4つ並んで浮かんだ余島と呼ばれる島に渡り、九州行きの船を待った。夜になり、隣村から戻って事情を聴いたタエは小平太を追って入り江まで来たが、暗く流れが速い海に行く手を阻まれてしまった。
じっと手を合わせていたタエは小平太から聞いた、願い事が叶うと言うおまじないを思い出した。砂浜に貝殻を5個、十字架の形に並べ、夜空に向かって一生懸命に祈った。すると、空から星が1つ流れるように降りてきて大きく輝いた後、かわいい天使になった。
天使は竪琴を弾きながら海の上をゆっくり動きだし、タエは吸い込まれるように海に向かって歩き始めた。と、不思議なことに、タエが踏み出した足元は次々に海の中から白い砂の道が現れ、1本の糸のように島に向かって伸びて行った。タエはとうとう3つの島を渡りきり、対岸で待っていた小平太の胸の中に飛び込んだ。
この様子を見ていた村人たちはそれ以後、愛の力で海にできるこの道を「天使の道=エンジェルロード」と呼ぶようになったとさ。
https://matome.naver.jp/odai/2140932431599024501?&page=1
Never まとめ「香川県 天使の散歩道エンジェルロードの全て 小豆島」より
約束の丘展望台
エンジェルロードを見下ろす小高い丘には、永遠の愛を誓い合う恋人たちが鳴らす鐘があります。私達は、知らずに登ったのですが、それほどキツイわけでもなく、すぐに登ることができ、上から見下ろすエンジェルロードも、大変美しい眺めでした。もちろん上品に鐘も鳴らしてきましたよ(笑)!
⇧エンジェルロード側から見た所です
⇧約束の丘展望台から見たエンジェルロード
エンジェルロード公園
エンジェルロードを目指してナビに従い訪れると、エンジェルロード公園に到着します。こちらには、観光案内所兼売店、トイレ、駐車場が完備されていて、親切にもガードマンが駐車場へ誘導してくれました。
観光案内所横には、とってもキュートな天使のポストもあり、思わず手紙を書きたくなりました!
蛭子神社
エンジェルロードに足を踏み入れる途中に、蛭子神社というのがありました。
石投げの聖地!?
私達総勢11名のうち、小学生が2人・中学生が2人・高校生が1人いたのですが、彼らは砂州にある平たい石を水面に向かって投げ、何回水をきってバウンドするかという石投げに夢中になっていました。
と言いつつ、私もつい彼らの様子を見ていたらやりたくなって、年甲斐もなく2~3回投げてましたが…。
そのうち私の様に、彼らの様子を見ていて、つい懐かしくなって石投げをする大人続出で、ちょっぴり笑ってしまいました。
2017年6月下旬には、別の話題でニュースになっていた!
天使の散歩道(エンジェルロード)は、今年あまりうれしくない話題でも注目を集めていました。
エンジェルロードに突如「立ち入り禁止」の看板が立てられました。これは、エンジェルロードが結ぶ余島(総称)のうち、中余島の地権者が、土庄町に対し中余島の賃料の増額と、安全面から観光客が島の岩を登らないように対策を求めていたのですが、改善が見られなかったための行動でした。
地権者の男性は、これまで年間40万円の賃料を土庄町から受け取っていたそうです。
賃料の額については、男性に同情的な声も多く、安全面について考えると、観光客のマナーも問題視されているようです。
私個人としては、たくさんの人から支持される、せっかくの貴重な自然の産物なので、観光客もマナーを守り、品よく観光して、いつまでも大切にしていけるといいなと思いました。
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