お伊勢参りの旅【その2】伊勢神宮 外宮へ
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伊勢神宮 外宮の駐車場は?
私たちは今回、車ではるばる三重県までやって来ました。伊勢自動車道を順調に走り、伊勢神宮へはいよいよ伊勢西インターで高速を降ります。
外宮と内宮は、それぞれこの伊勢西インター出口を真ん中にはさんで、外宮は北西へ、内宮は南東へ、それぞれ車で5分ほどの位置にあります。
お伊勢参りは、まず外宮からお参りするのがマナーですので、私たちもまずは外宮を目指します。
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外宮の駐車場は、伊勢西インターを降りて、道路標識にきちんと伊勢神宮外宮とありますので、確認しながら直進しましょう。前方左手に大きな森が見えてきます。これが外宮です。
「P」の標識がきちんと掲げてありますので、少し周辺ごちゃごちゃしていますが落ち着いて運転しましょう。駐車場は左手になりますので、左手だけ気にしていれば大丈夫です。
まず最初に見えてくるのがバスの駐車場で、その横が外宮の入り口なので、人が多く見えるはずです。バス停もあります。バス停を超えたらすぐに一般車の駐車場が第1~第3まであります。
それぞれにガードマンの格好をした人が案内してくれますので、それに従いましょう。
外宮の駐車場は、なんと無料!ただし2時間限定です。どういう風に2時間を管理しているのかはわからないのですが、私たちも2時間だったら内宮やおはらい町・おかげ横丁も行ってというのは時間的に無理なので、外宮の駐車場に止めたときは、外宮の参拝だけにしました。
外宮駐車場は上の赤矢印です
伊勢神宮 外宮 参拝ルート
外宮への入り口は2つあります。北側門口と表参道です。駐車場に車を止めた場合、北門口が近いのですが、ガイドブックを見ていると基本のルートは表参道から案内が始まるものばかりですので、私たちも表参道を通って入場することにしました。
まず外宮参拝のマナーから。外宮は左側通行が原則になっています。ちなみに内宮は右側通行になっています。大声で話すのも控え、携帯やスマホもマナーモードにしておきましょう。
入口向かって右手の「衛士見張所(えじみはりしょ)」に、外宮と内宮の案内地図がありますので、ゲットすると便利ですよ。さぁ、いよいよ進んでいきましょう。
火除橋(ひよけばし)
短い橋が見えます。これは神域に入る前に防火のために作られた堀川になります。
清盛楠(きよもりぐす)
進行方向向かって右手に、樹齢800年を超える、幹回りはなんと3m以上もある巨大楠があります。2本に見えますが、正真正銘1本の楠なんだそうです。
その昔、栄華の絶頂にあった平清盛(たいらのきよもり)が勅使(ちょくし:天皇からの遣い)として訪れた時に、冠に当たった枝を伐らせたという言い伝えがあるといいます。
手水舎(てみずしゃ)
参拝の前にお清めをします。やり方は、まず左手⇒次に右手⇒最後に手のひらに水を受け、口をすすぎます。水を受けた手のひらを清めたら、柄杓(ひしゃく)を立てて柄を洗って返します。
第一鳥居(だいいちとりい)
鳥居をくぐる前には、帽子を脱ぎ一礼をします。そして鳥居をくぐったら振り返り、もう一度一礼をします。
せんぐう館
勾玉池(まがたまいけ)のほとりにある博物館ですが、平成29年10月に伊勢地方へ接近した台風21号に伴う大雨の影響で、外宮周辺も冠水し、せんぐう館も浸水被害があったそうで、ただいま復旧工事中のため休館中でした。簡単なビデオ鑑賞はできるのと、勾玉池には鯉や亀、すっぽんがいて、子供たちはそれなりに楽しんでいました。
本来なら、原寸大の外宮御正殿(正宮)の再現や神宝の製作段階を示した調整工程品などの展示と共に、数多くの映像を用いた遷宮の全容がわかる博物館です。
⇐入り口側⇐奥⇐勾玉池⇐鯉や亀・すっぽん
正宮(しょうぐう)
豊受大神(とようけのおおかみ)をお祀りしている、伊勢神宮外宮において一番重要なお宮です。
豊受大神は天照大神がお食事係として、丹波の国 天橋立近くの籠神社から呼び寄せられた「食」の女神様であり、衣食住全般を司る産業の守り神です。
こちらでは、個人的なお願い事をする場ではなく、感謝の思いを伝え参拝します。
また撮影は鳥居手前までです。
参拝の仕方は二礼二拍手一礼といって、まず2回礼をします。そして2回手を打ち、感謝の気持ちを手を合わせてお伝えします。そして最後にもう一度礼をします。
古殿池(こでんち)
前回の遷宮(せんぐう:お宮のお引越し)まで、御殿が建っていた場所になります。次の遷宮の時にはこちらにまた御殿を用意しますので、正宮と同じ敷地面積があります。
三ツ石(みついし)
三つの石を重ねた石積みです。この前で式年遷宮の際に、御装束神宝(おんしょうぞくしんぽう)や奉仕員を祓い清める川原大祓(かわらおおはらい)という祭典が行われます。近年、なぜか手をかざす方がおられますが、祭典に用いる場所なのでNGです。
そばに亀の形をした石が橋となっている場所がありました⇧
多賀宮(たがのみや)
外宮の中には4つの別宮がありますが、多賀宮はその中でも一番格式の高い別宮です。
御祭神は豊受大神の荒御魂(あらみたま)です。荒御魂とは、神様の穏やかな働きを和御魂(にぎみたま)というのに対して、荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きをたたえて言います。
これから何かを始めたりする時の行動や挑戦の応援をしてくれますので、個人的なお願い事はこちらで行うようにします。
多賀宮まで来ると、人がたくさん並んで待っています。知らない人は「まあ、いいか!」とスルーしてしまう人もいましたが、こちらはぜひとも並んで待ってでも参拝しておきたいところです。
多賀宮へ向かう階段 結構並んでますが、待てる程度の時間です
外宮神楽殿(げぐうかぐらでん)
お神札授与所では、お神札、お守りをはじめ神棚などの授与を、御祈祷受付では御神楽・御饌などのご祈祷をして下さいます。
私たちの外宮参拝はこれで終了です。次は外宮駐車場を出発して内宮へ向かいます。
(関連記事)
お伊勢参りの旅【その3】伊勢神宮 内宮へ
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