伊勢神宮へ行ったら猿田彦神社にも行かなくちゃ!
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みちひらきの神様、猿田彦神社
伊勢神宮内宮から出ておはらい町を北へ歩いていくと、大きな道に出て宇治蒲田町の交差点が見えてきます。ちょうど向かって左の角に見えるのが猿田彦神社です。
私たちは神宮内宮の駐車場に止めたまま、神宮内宮の後に歩いて行って参拝しました。
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猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)には、天孫降臨(てんそんこうりん)の際に啓行(みちひらき)といって、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)を日向の国の高千穂峰にご案内したという、猿田彦大神(さるたひこおおかみ)がお祀りされています。
天孫降臨というのは、皇室の御先祖である天照大神の孫にあたる瓊瓊杵尊が、高天原から天降り、日本の国を豊かにそして平和に治められていく様子を語り伝える神話です。
猿田彦大神は瓊瓊杵尊を道案内した後、天宇受賣命(あめのうずめのみこと)と一緒に「伊勢の狭長田五十鈴の川上」へ戻り、全国の開拓にあたったとされています。
天宇受賣命とは、日本神話の中で天照大神が天岩戸に隠れてしまうお話の中に登場する神様で、この岩戸の前で神楽をされ、天照大神が再び岩戸から出て来てくれるきっかけをつくったのが、この天宇受賣命と言われています。神であり日本最古の踊り子です。
猿田彦大神が天孫降臨の際、瓊瓊杵尊ご一行を待ち迎えていた時、天宇受賣命が最初に猿田彦大神と対面された神様なんだそうです。
猿田彦神社は猿田彦大神の子孫である宇治土公(うじとこ)家が代々宮司を務めている神社です。
ちなみに天照大神の終の住処を探して、第11代垂仁天皇(すいにんてんのう)の第4皇女である倭姫命(やまとひめのみこと)が諸国を巡行していた時、この伊勢の地において、天照大神のお告げがあり、五十鈴川畔に内宮を築きました。この時五十鈴川の川上にある宇治の地をお勧めしたのが宇治土公宮司家の祖先で猿田彦大神の裔(えい:子孫)である大田命(おおたのみこと)でした。
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その後宇治土公家は、神宮において代々「玉串大内人(たまぐしおおうちんど)」という特別な職に任じられ、式年遷宮で心御柱と御船代を造り奉るなど、重要な役割を果たしてきたということです。
この猿田彦大神は、あらゆることを良い方向へと導いてくれる神様ですので、御利益は多方面にわたると言われています。
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不思議なパワースポット
境内の昔の神殿跡には、方位を刻んだ方位石(ほういせき)があります。この場所は神聖な場所とされていて、干支の文字にしっかりと手を当てて、以下の順に触れると御利益があるそうです。
方位石に触れるのに必死で、写真撮るのを忘れました(すみません!)
ご本殿の真前に上の絵のような石があります。
・仕事運 「亥⇒卯⇒未」
・金運 「巳⇒酉⇒丑」
・家庭運 「申⇒子⇒辰」
・人気運 「寅⇒午⇒戌
境内向かって右手には天宇受売命を御祭神にお祀りする佐瑠女神社(さるめじんじゃ)もあります。こちらは俳優、神楽、芸能、魂鎮めの祖神として仰がれ、縁結びの神様や技芸上達の神様として有名です。
猿田彦神社でいただいた冊子をみると、さすが芸能の神様というだけあって、有名な芸能人も多数参拝されていました。
例えば北川悠仁(ゆず)さん、出川哲郎さん、松平健さん、山口もえさん、田中裕二(爆笑問題)さん、笹野高史さん、奥田英二さん、安藤和津さん、西川忠志さん、山寺宏一さんなどなど(※順不同&ランダムに紹介しています。)
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