食欲ないの?ハムスターが餌を食べない時は?
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なんか餌の減りが悪いなぁ
(回し車で寝るころん)
暑い日が続いています。我が家のハムスター「ころん」と「くるん」も、冷たい所を求めて、ウロウロ移動しながら寝ています。
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ところでころんとくるんは同じ日に我が家へやって来たのですが、一応ペットショップでは、どちらもジャンガリアンハムスターということでした。しかしころんのほうが一回り以上大きくなり、すごく食欲も旺盛!
一方くるんは、種類を疑うほど小柄で、食も細いんです。
そこで、小柄なくるんの餌の量が適量なのかどうかを知る方法を、今日は調べてみました。
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ハムスターの平均体重は?
ハムスターにあげる餌の量を考える時、避けては通れないのが、ハムスターの体重測定です。
ハムスターは小さいので、人間の体重計ではなく、g単位まで測れるものが良いです。
ハムスターを量りに乗せて、体重を計ってみましょう。
ジャンガリアンハムスターの平均体重は、オスで35g~45g程度、メスで30g~40g程度。
ゴールデンハムスターの平均体重は、85g~130g程度、メスで95g~150g程度です。
個体差があるので、必ずこの体重というわけではありませんが、自分が飼っているハムスターを量りに乗せて体重を計測し、体重を知った上で、与える餌の量を計算しましょう。
ハムスターの餌はどのくらいが適量?
ハムスターには、体重の約5~10%程度の餌を与えます。個体差があるので、餌の量の多い少ないは、ハムスターの餌の食べ具合を見て調整しましょう。
この割合は、ジャンガリアンハムスターにも、ゴールデンハムスターにも当てはまります。
餌の適量は、おやつも含めた量です。主食にはハムスター用のペレットを与え、おやつの量は無くてもいいくらいで、極力少なめにしましょう。
特に可愛らしい姿がみたくて、ひまわりなどのたね類を与えたい衝動にかられますが、たね類は栄養とともに脂肪分も豊富です。与えすぎは肥満のもとですので、週に合計5つくらいで十分です。
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ハムスターの食欲がないと思われる時は?
ハムスターが食欲がない時の理由は、いくつか考えられます。
・家に迎え入れて間がない時
なれてないので、まだハムスターは怖がっています。そのため少し様子をみていると考えられますので、驚かさないようにそっと様子をみておきましょう。きっとお腹が空いてきたら、そっ~と食べに来ますよ。
・暑い時や寒い時
寒い時はきちんとエアコンを使ったり、動物専用のヒーターなどを用いて、冬眠してしまわないように気をつけましょう。うっかり寝てしまったら、ご飯も食べずに餓死してしまうこともあるそうです。
またハムスターは暑いのも苦手です。エアコンを使って適温を保つようにするか、保冷剤などを用いて涼しく保ってあげましょう。
・歯が悪くなっている
ケージをカリカリしすぎたり、歳をとったりして、歯が悪くなっている場合があります。ハムスターが大好きなひまわりの種を与えて、自分で割って食べられないようなら、一度獣医さんに見てもらうのも良いでしょう。
・年齢によるもの
ハムスターも高齢になると、若い時より食欲が落ちてきます。少なくても栄養価の高いペレットを選んでやり、歯が悪くなってきて食べにくいようなら、ふやかしてやるなど工夫をしましょう。
・病気の可能性
ハムスターは、死の直前まで元気に振舞う場合も多いものです。本能的に、野生であれば弱っている物は狙われるからです。
体重毎に見たら正常
(「出して!」とくるん)
くるん(♂)は、体重を計ると38gでした。なので餌は1.9g~3.8gの間ということになります。
そう考えると、いつも食べているペレットの量は正常なようです。
ころんが60gも体重があったので、当然食べる量は3g~6gと倍とまではいきませんが、それに近いほどの差があります。このため知らず知らずのうちに比べてしまい、くるんの食べる量が少ないような気がしていただけのようでした。
ハムスターも一匹づつ個体差があるので、きちんと体重を含め、それぞれの個性を見てあげないといけませんね!元気に長生きしてほしいです。
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追記;2019年1月末
実は1週間ほど前から、あんなに食べるのが大好きだったころんが、ペレットを全く食べなくなってしまいました。
獣医さんに診てもらいましたが、歯の状態、ウンチ・おしっこの状態、触診の結果、どれも異常はなく、可能性として考えられるのは、家族が風邪をひいてそれがうつってしまっていたことです。
ハムスターにはインフルエンザはうつらず、細菌性の風邪だったら可能性あるかも?!ということでした。
風邪だとしても、特に症状はありませんでしたが、普段から体重測定を行うようにしていたので、急激な体重の変化は危機的なことを教えてくれました。75gあったころんの体重は、ここ数日で50gまで減少していました。
病院で抗生剤を出してもらいました。粉のお薬でしたので、微量のはちみつで練って、口元に持っていきました。
初めてのお薬にイヤイヤするので、強引に口のまわりに塗ってやると、仕方なく毛づくろいをしながら舐めってくれました。今は、病院へ行ってから2日たちましたが、以前と比べると、食べる量は減ったものの、少しづつ食べてくれるようになってきました。この調子で回復してくれることを祈っています。
ジャンガリアンの体重の標準は40g前後ですが、ころんは75gあったわけで、激やせしても50gで標準以上。獣医さんは苦笑いしながら、「この体重のおかげで、余力があるわけですね。」と言ってくれました。
おデブちゃんも、たまには良いことありますね( ´艸`)!
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