ハムスターが餌を食べない特別なケース
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ハムスターがほとんどご飯を食べてない!
我が家には2匹のハムスターがいます。そのうちの1匹ころんは、もともと食べるの大好き♡ご飯を入れてあげると、とにかく入るだけ頬袋にほおばって、巣箱へお持ち帰りします。おかげで以前はジャンガリアンなのに75gもあるおデブちゃんでした。
ところが2019年1月に、一度風邪をひいて、激やせしてしまいました。といっても75gから50gになったので、標準以上の体重はあったのですが(笑)!
(関連記事)食欲ないの?ハムスターが餌を食べない時は?
とにもかくにも、その風邪の時は全くご飯も受け付けず、見る見る弱り、ぐったりしていたものの、無事回復し元気になっていました。
今思うと、おかげでダイエットできてそれ以来は50gほどをキープできていました。
ところがそれから3か月…またころんの食欲が落ち始めました。4月15日から徐々に食欲が落ち、今まで入れたエサは全て完食だったのにもかかわらず、週末には5分の1も食べないほど。
体重を測るとぎり40gあるかないかというほどまで痩せてしまいました。
食べてないわりに意外と元気!?
ハムスターの場合、私たち人間と違い、本能的に死の直前まで元気に振舞おうとすると言われています。これは野生の場合、弱っている小動物は、一番に敵に襲われてしまうからです。
そんな本能も関係しているのかもしれませんが、少なくても1月の風邪の時は、痩せると同時にぐったりし、巣箱から出てこないほどの様子でした。
ところが今回はどうでしょう。痩せているのは見た目にもわかりますが、元気に遊びたがるのです。そして全く食べないというわけではなく、少しは食べるのです。
そのため1週間様子を見てから、つい昨日(4/22)病院へ連れて行きました。
腎臓の機能低下の疑い
獣医さんに診てもらい(基本的には触診)、目立った表面上の異常はなく、元気な様子と水だけはよく飲む様子から、腎臓の機能が低下しているのではないかという結論に達しました。
実は腎臓の病気というのは、種類がいろいろあるそうで、人間なら様々な検査で種類の特定が可能です。ですがハムスターのような体の小さな動物だと、かなり負担になり、特定は難しいといいます。
そこで獣医さんとも相談し、腎臓の機能低下を疑って、食事療法で様子をみることになりました。
腎臓の機能低下による食事療法
腎臓の機能低下を疑う場合の食事療法では、塩分が思いつくかと思いますが、今回のころんの場合、もともと塩分は与えていませんので、タンパク質制限食を実施することになりました。
タンパク質制限食というと難しい気がしますが、要はタンパク質の含まれるペレットは食べさせず、穀物や野菜のみにします。
ころんはもともとペレットと乳酸菌タブレット、少量の野菜しか与えていなかったので、ハムスターの好きな感じのご飯のみになります。
ころんとのこれから…
基本的には、食事療法を続け様子を見ます。獣医さんのお話だと、上手に病気と付き合いながら、寿命を全うできる場合も十分に考えられますとのことですので、ハムスターの寿命である2年~3年を幸せに生活させてあげたいと考えています。
とは言え、小さい動物は急変も考えられますので、いつも覚悟だけはしておく必要があるとは考えています。
遊びたいように遊ばせてやり、快適に生活ができるよう環境を整え、愛情を注いであげたいと思います。ハムスターにとって何が幸せかなどは、人間の私たちにはわかりませんが、せめて安心してここにいたいと思ってもらえるように…。
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