気をつけて!目から入る紫外線でも日焼けや疲労のリスクあり!
スポンサーリンク
夏は日焼けの季節!LET’S 紫外線対策!
梅雨が明けると、もうすっかり季節は夏!子供たちが楽しみにしている夏休みも、もうすぐそこまできています。うちの子供たちは、もうすでに日焼けで真っ黒です。
ところで私はというと、大人になってから発症した紫外線のアレルギーがあり、ちょっと油断して紫外線を浴びてしまうと、日焼けした部分に恐ろしいほどの数の赤い発疹ができ、かゆみで気が狂いそうになります。
そんな理由から、日常的に紫外線対策が欠かせないのわけで、UVケアには大変興味があります。そんな私が最近意外なUVケアの盲点に気付かされました。
UVケアの盲点、それは目です!
日にあたってないのに黒いっ!
先日友達と話していた時のこと。
友達「うちの娘が赤ちゃんの時、もちろん日焼けしないよう気をつけていたの
に、なぜか服を脱がすと日焼けしていることがあってね。」
私 「それって服を着ていて、直接日が当たらないところってこと?」
友達「そう!お腹が日焼けしてて。きっと目からの紫外線で、全身が日焼けしたんやと思う。」
目から入った紫外線の影響で、直接日を浴びていない場所まで日焼けするなんてことあるんでしょうか?
しかし、赤ちゃんの服を脱がすと日焼けして黒いっ!なんてかなりの衝撃ですよね。
すごく興味がわいたので、調べてみることにしました!
スポンサーリンク
紫外線の影響
紫外線の影響で、肌が黒く焼けてしまったり、しみやシワの原因になることは、もう皆さんご承知のことと思います。しかし紫外線の恐ろしい所は、それだけではありません。
紫外線を人が浴びることで、細胞のDNAが書き換えられるほどの影響が出ます。つまりがんなどの恐ろしい病気の原因にもなり得るということです。また紫外線を浴びることが、激しい疲れを引き起こすことも科学的に明らかになっています。
そういうことが理解されはじめたこと、そして大気汚染などによる影響で、地球に降り注ぐ紫外線の量の増加したことなどにより、近年は化粧品などのCMでも、紫外線対策が叫ばれるようになっています。
私たち昭和世代の人なら、かつて日焼けした女性が健康的でもてはやされた時代があったことも知っていますよね。でもそのままの常識で、今の世の中を生きていてはいけない時代になっているんですね。
目から入る紫外線で日焼けは起こるのか?
目から紫外線が入ることで、紫外線を浴びていない部分の肌まで日焼けするということはあるのでしょうか?答えはYESです。そう、私の友達が言っていたことは正しいのです。
紫外線が目に入ると、まず角膜で大半が吸収されます。残りは水晶体や網膜へと浸透します。
角膜では活性酸素(他の物質を非常に強い力で酸化させる酸素)が大量に発生し、目が充血するといった炎症反応が起こります。
この反応を脳がキャッチし、紫外線による細胞への影響に対抗するため、全身のメラノサイトと呼ばれる色素細胞を活性化させ、日焼けやシミの元となるメラニン色素を生成します。こうして露出していないところに日焼けやシミ・そばかすが起きることがあるのです。
目の紫外線対策とは?
目は、肌のように日焼け止めクリームを塗ることができません。なのでUVカット機能のついているサングラスが一番の有効策といえます。
マラソンなどで、サングラスをつけて走るランナーを見かけたことがありませんか?あれは、単にまぶしいからサングラスをかけているのではありません。目から入る紫外線の影響により、疲労するのを防ぐためにつけているのです。
紫外線は天気の日ばかりではなく、曇りの日でも地上に降り注いでいます。春先から9月・10月ごろまでは、しっかりとUVケア対策を心がけたいですね。
ここでもう一つ!UVカット機能のついていない濃い色のサングラスは、瞳孔が開き、かえって紫外線が目に侵入してしまう場合もあります。ここはケチらず、UVカット機能付きのサングラスを購入しましょうね!
ところで仕事や学校に行く場合は、サングラスはかけられませんよね。そんな時はUVカット機能のついたメガネやコンタクトレンズがおすすめです。
紫外線から目を守る栄養とは?
紫外線から目を守るためにできることは、他にもありま
す。例えば栄養補給です。
ルテインと言われる目の中の水晶体に存在する成分があるのですが、ルテインは活性酸素を除去してくれる働きがあります。
ところがこのルテイン、若いころは体内で生成されている成分なのですが、年齢とともにその生成能力に衰えが出てきます。なので食事により積極的に摂取することをおすすめします。食事で摂るなら、緑黄色野菜から。特にパセリやケール、ほうれんそう、ブロッコリーなどがおすすめです。
ただしあまり多くは含まれていませんので、意識して摂れそうにない方は、サプリメントで摂取する方が手っ取り早いかも知れません。
またルテイン以外には、ビタミン類に目の免疫力を高める働きがあります。そして鮭などに含まれるアスタキサンチン。アスタキサンチンも、活性酸素を除去してくれます。
積極的に紫外線対策を!
目から入る紫外線が、全身を黒く日焼けさせるなんて、知らなかった私にはかなりの衝撃でした。
でも知ってしまった以上、これからの季節、日焼け止めはもちろん、サングラスや帽子、日傘、ストール、アームカバーなど、自分に合ったUVケア対策をしっかりとしていきましょう。
(関連記事)ヒリヒリ!日焼けしちゃった!!塗り薬は何をぬる?
スポンサーリンク