ハムスターのお腹に出来物?これは腫瘍?
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くるんのお腹に小さな出来物?これは腫瘍?
少し前、我が家のジャンガリアンハムスターのくるんに、ウマウマを与えていた時、ふと見ると、お腹から足の付け根にあたる所に、ぷちゅっと小さな出来物が出来ていることに気付きました。
特に赤味もなく、大きく腫れている様子もないので、2~3日様子をみることにしました。
しばらくは変化なし。でも今日は赤味が…
お腹の出来物は、人間で言えば、ちょうどニキビのような出来加減で、ただ中がジュクジュクしてなくて、乾燥したような見た目でした。
大きさも最初に見つけた日から、変化があるようには見られなかったため、毎朝チェックだけ欠かさずに続けていました。
そうしていたら、最初に出来物に気付いてからちょうど3日目の朝に見ると、少し出来物の先が赤くなっています。
血がでているというわけではないのですが、掻いたのかな?という感じの赤味です。
そこで、翌日には病院を受診することにしました。
病院でお腹の出来物を診てもらった、先生の見解
くるんは元気そうにしていて、食欲も旺盛なので、急を要する事態ではないと思ったのですが、やはり老ハムなので気になり、獣医さんに診ていただくことにしました。
獣医さんに診ていただくために、ポップコーンを持参し、診察室ではラッコ状態でポップコーンを食べさせることで、しっかりと患部を確認していただきました。
獣医さんによりますと、「まず大雑把に言うなら、これは腫瘍ですが、悪性のものではありません。」
「悪性の腫瘍は、皮膚内部に広がった様子で患部が存在しますが、良性のものは、魚の目やニキビのように、小さな範囲に芯のような状態に患部が存在します。」
くるんの場合はちょうどイボのようなものが出来ていると考えられます。
先に赤味が出ているのは、おそらくくるんが自分で掻いたか、齧ったのでしょうと言われました。
人間であれば、イボなどを切除する場合、液体窒素で焼きとったり、麻酔をして切除したりします。
ですがハムスターは体が小さいため、麻酔をした時の呼吸の管理や、もし万が一のことが起こった時に救命措置が取りにくいので、この出来物が大きくならず、生活に不都合が生じないようであれば、そのような処置はできればしない方がいいということでした。
くるんももう2歳2か月と高齢ですし、実際見た目にもそれほど気になりませんので、私もあえて処置は不要という獣医さんの判断に賛成でした。
ちょっとおどろいたこと
ただ少し驚いたことは、くるんが自分で患部を掻いたり、齧ったりする行為をどうしたら良いかお聞きした時、獣医さんは、「噛んでも大丈夫です。」と言われたことです。
本来なら自分で自分を傷つけてしまうので、しないようにさせたいのは山々ですが、くるんの場合は、人間のイボなどと同様、とりたい場合は切除するのです。
つまり齧ってしまうことは、それでその出来物が無くなることになり、万々歳なのですとのこと。
ただし感染症は心配なので、患部を清潔に保つため、床材やトイレ等を衛生的に保つように言われました。
「もしこの先、短期間で患部が大きくなったり、齧った患部が化膿したりしてきた時は、その時こそお薬や治療療養が必要になるかもしれません」ということでした。
噛んでもOKというのは意外でした(笑)
小さな出来物ではありますが、飼い主としては早く気づいてあげられて良かったと思います。
そして、単にかわいいからという理由ではなく、こういったお腹の様子を観察するためにも、日ごろからお腹をみせたがらないハムスターのために、いわゆる「ラッコ食い」の練習をしておくのは案外役に立つものだとも感じました。
もう2歳2か月の老ハムにとって、病院とはストレスになるものですが、やはり気になることは専門家にお聞きするのが一番解決が早いですね!
めざせ3歳!まだまだ長生きして欲しいです♪
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