一味唐辛子って、かけすぎても大丈夫?
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辛いもの大好き!
息子は、大の辛党!まだ小学生のくせに、一味唐辛子に辛し、ワサビなどの刺激物を難なく食べます。
最近では大食い・早食いなんかの番組内でも、お料理が真っ赤になるほど、唐辛子をかけて食べているのを見かけたりします。
辛いのが苦手な私としては、到底信じられない光景です。
ところが家族で鍋を囲んだ時、ひょいっと横に座る息子の器の中をのぞくと、まぁ!なんとも辛そうなこと!先ほどみたテレビ番組のお料理とまではいかないものの、けっこうたくさん一味唐辛子をかけて、「うまい!うまい!」と食べているのです。
小学生の子供が、こんなにたくさんの一味唐辛子を食べていて大丈夫なんでしょうか?
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唐辛子の効能とは?
唐辛子にダイエット効果があると紹介されたのは、最近のことですね。
これは、唐辛子に含まれるカプサイシンという成分が、脳に運ばれることで、アドレナリンと言われるホルモンが分泌されることが関係しています。
アドレナリンが分泌されることにより、体温が上昇して汗が出たり、血流が良くなります。発汗によりデトックス効果が期待できます。また脂肪の分解効果があるので、摂取したあとで有酸素運動を行うことで、脂肪を燃焼する効果が高くなります。
またカプサイシンの効果で便秘解消が期待できることも、ダイエット効果が有名になった一因でしょう。カプサイシンには、疲労回復やストレス解消効果もあり、健康的なイメージが高いです。
一味唐辛子のかけすぎは大丈夫?
健康に良いイメージの唐辛子ですが、副作用や危険はないんでしょうか?
まず食べすぎてでる悪影響は、のどや胃の粘膜を荒らしてしまうということ。なんか想像できますよね。確かに刺激物ですので。
さらに調べてみると、一味唐辛子に限らず刺激物をとりすぎると、味覚音痴になってしまう可能性があります。味覚が鈍るということは、食べ物を美味しく食べるためには非常に残念なことですし、普段食べるものの味が濃くなってしまうと、生活習慣病にもつながります。
どんどん怖い説が出てくるのですが、唐辛子に含まれるカプサイシンの影響で分泌されるアドレナリンというホルモンは、本来身の危険を感じた時のストレスを回避するために分泌されるものです。
そのため頻繁にしかも異常にアドレナリンが分泌され続けると、うつ病やパニック障害といった精神疾患の原因にもなる可能性が否定できないとのこと。
そして極めつけは、発がん性です。これはカプサイシンをとりすぎることによって、がん細胞やウイルスを攻撃してくれるナチュラルキラー細胞の放出機能障害が起きて、十分にがん細胞を攻撃できず、がんを発症してしまうという危険性です。
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一味唐辛子でいうと、食べすぎってどのくらい?
唐辛子の食べすぎの危険性を知ってしまうと、もう怖くて一味唐辛子なんて食べさせられないわ!って思ってしまうのですが、そもそも健康効果を超えた危険が現れるのは、どのくらい一味唐辛子を食べた場合なんでしょう?
唐辛子に含まれるカプサイシンの量から考えると、普通の一味唐辛子の小瓶一瓶は15gですので、一度に何千本とかけまくらない限り、危険量には達しません。つまり普通に一味唐辛子を食事でかける程度なら、危険は起きにくいということです。(よかった)
ただし「過ぎたるは及ばざるがごとし」とも言います。どんなに体に良いと言われているものでも、食べすぎ・摂りすぎは、良くないことが多いです。
息子には、今日食べるお食事を、見た目に美しく、そして美味しくいただける量を考えて、一味唐辛子をかけるように教えていきたいと思います。
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