ハムスターが噛んでなかなかなつかない?そういう時は…!?
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かわいい!…でもこわい!
「ペットを飼いたい」と子供におねだりされて、価格的にも飼育スペースを考えても比較的ハードルが低く、飼育しやすい動物としてハムスターは人気ですね。
我が家も娘がまだ小学生の頃に、はじめて娘にハムスターを買い与えました。
とはいえ、きちんとお世話ができるのかどうか、初めは少し眉唾なところもありました。
ハムスターを飼い始める前に、生き物を飼うという自覚を持ってもらうため、図書館へ連れて行き、何冊もハムスターの飼い方に関する本を勉強させました。
その甲斐あって、ハムスターを飼う準備は万全!娘待望の我が家一代目のハムスターがやってきました。
キャンベルハムスターとジャンガリアンハムスターのハイブリット「パンタ」(オス)です。
見ていると、本当に時間を忘れるくらい飽きない!親の私も目尻が下がりっぱなしになるほど、かわゆい!!
(関連記事)我が家のハムスターはジャンガリアンではなく、キャンベルだった!!
ですが、娘の様子が少しおかしい?!
そう、ハムスターって噛むんです。それもまだ慣れてないうちは、結構ひどく噛まれちゃいます。
そのせいで、娘はかわいいハムスターを触りたくても、怖がっているのです。
ハムスターは必ずなついてくれる
結果からお伝えしますと、パンタはその後、手のひらでも眠ってしまうほどなついてくれました。
本当に、手を出すと噛んでいたあの頃が嘘のようです。
毛並みに沿ってなでなでしてやると、しだいにウトウトとして…
ハムスターを飼い始めてすぐの方で、噛まれて困っている方のお役に立てればと、ハムスターに慣れてもらうための、いくつかのポイントをご紹介したいと思います。
さてパンタは2歳半で天国へ行きましたが、現在我が家では2018年4月22日から「ころん」と「くるん」と言う名前のジャンガリアンハムスター(オス)を、娘と息子が一匹ずつお世話しています。彼らの観察も踏まえ、我が家のハムスターの育て方をご紹介していきましょう。
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ハムスターの赤ちゃんがやってきた!!
ハムスターとの付き合い方
かわいいハムスターは、ついつい手に取って触りたいですよね。ですがちょっとお待ちください!
やって来たばかりのハムスターは、いきなり触りまくっちゃかわいそうです。
ハムスターは実は非常に臆病な性格をしています。なぜ噛むのか?って、それは新しい環境に慣れてなくて、怖くてたまらないからなんです。
子供には「あなたたちが、突然お母さんやお父さんと離れ離れにされて、知らない家で知らない人達と生活させられるようになったら、ニコニコ笑って、すぐその人達と仲良くできる?」と話しました。
「少しづつ、この家や私たちは安全だよ。君のことを大切に思っているよって、伝えていこうね。」と。
実際、そういう考えが大切だと思います。やって来たばかりのハムスターは、人が近づくと隠れてしまったり、ずっと小屋から出て来なかったりする子が多いです。これは怖いから。
個体差はありますが、最初の1か月程度は、静かにここが安全であるという事を感じさせてあげましょう。
ケージ内のお掃除などの時は、まだ噛む子も多いので、怖がる子供さんなら、軍手をはめてお世話するのもいいですよ。噛まれても痛くないですから。
うちの娘も、最初は軍手をはめてお世話をしていました。
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この1か月の間に、怖がらすことなく生活に慣らしてあげながら、一日に数回、そっとちいさな餌を手でつまんでハムスターに与えましょう。
最初はパッと餌を奪って、別の場所に行って食べるかもしれません。ハムスターも性格がいろいろで、神経質な子は手から食べ物をもらうことすら怖がる子もいます。
最初は手から餌を渡すだけ。我慢して怖がらせないよう他には何もしません。何日かすると神経質な子でも、餌をもらいにくるようになるでしょう。
だいぶ抵抗なしに手から餌をもらいに来るようになれば、今度はその餌を手のひらにのせて待ってみましょう。ハムスターは目が悪いので、手のひらに餌があるとはわからずに、指先を間違えて噛む子もいるでしょう。ちょっと痛いので、こちらもビックリしますが、ハムスターを怖がらせないよう餌があることを少しづつわからせるように試みましょう。
最終的に手の平まで登ってきて、その上で餌を食べるようになってくると、もう随分警戒心が溶けている合図です。次のステップにうつりましょう。
こんな風に、どこでも大胆に眠るようになってくるのも、慣れてきた証拠!
毎日のスキンシップ開始!
(関連記事)ハムスターをべた慣れにしたい!そんな時は?
ここまでくるのに、2か月以上かかるかも知れません。ハムスターの性格によるので、我が家でもころんとくるんでは、くるんの方が少し神経質
なようです。
ですが彼らを飼い始めてちょうど現在2か月が経ちましたが、最近はへっちゃらで餌の催促をするようになりました。
ねえ!なんかちょうだい!(ほお袋はパンパンなのに…)
いよいよハムスターを抱いてあげましょう。ハムスターは後ろから急に手がくると、驚いて逃げてしまいます。また前から指先を出すと、まだ噛むことでしょう。
なので、両手で左右横から手を差し入れ、下からすくい上げるように抱き上げてやってくださいね。
そうすると、たぶん持ち上げられることに慣れてないので、姿勢を低くし、ちょっとへっぴり腰のような態勢をとって、じっとすることでしょう。
ただし、怖がって飛び降りようとすることもありますので、人間も低い姿勢でハムスターを扱うようにしましょう。落とすとケガをしては大変です。
あともう一つ注意点は、子供がハムスターを逃がしてしまうとやっかいなので、ハムスターが逃げない程度の高さのある衣装ケースなどを準備して、そこでふれあいフェスティバルを開始しましょうね。
実はとなりにころんがいて、くるんは気になって仕方ない!
抱き上げてハムスターが怖がったり、嫌がったりしないようなら、毛並みにそって撫でてあげましょう。その時、優しい声で話しかけながら行うと良いですよ。
そうそう!毎日話しかけると、草木も良く育つと言います。ハムスターも同じです。普段から触らなくても、声をかけるようにしましょうね。そうするとハムスターの方も、こちらを味方と認識しやすいようです。
この調子で毎日積極的にスキンシップを重ねましょう。でも一回の時間は、あまり長くなり過ぎないように。15分くらいが限界です。疲れさせ過ぎないように気をつけましょう。
ハムスター目線で可愛がる
人間目線ではなく、ハムスター目線で優しく接してあげることで、徐々にこちらの気持ちもハムスターに伝わります。
ハムスターが噛むのは習性であることと、怖いと感じているからです。この気持ちを溶かすまでにかかる時間は、個々の性格によって違います。焦らずのんびりハムスターとの毎日を紡いでいきましょう!
最近のころん。餌もしっかり食べるので、かなりぽてっと大きくなりました。
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