我が家のハムスターの最期④~ころんじいの老ハム日記最終回~
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老衰の始まりを指摘されていたハムスター
我が家のハムスターころん(♂)は、ジャンガリアンハムスターのプディング。
今年2歳5か月と5日で亡くなりました。
ころんはいろんな事情から、よく動物病院のお世話になっていました。
ころんとのお別れは、実は動物病院で「老衰が始まっています」と、あらかじめ伝えられており、その上で一生懸命お世話をしてきました。
老衰と言い渡された日から、YouTubeに「ころんじいの老ハム日記」として新たにコーナーを設け投稿を始めましたので、この日から最終回の138回、つまり138日間頑張って生きてくれたということになります。
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ころんの老衰に見られた症状とは?
老衰に見られる症状の多くがころんには当てはまりました。
1番は、食べていても体重が減少していくということでした。
ころんはそれまでにも病気により、体重を維持するのがとても大変で、あの手この手を用いて、苦労して食べさせてきました。
ただ、この頃のころんは、病気をよくしていた中年期に比べると、安定して食べてくれていました。
ただ不正咬合のせいで歯が悪かったので、食べるものは柔らかい物か、小さく砕いたものに限られていました。
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ハムスターが歯の不整合(不正咬合)を理由に、ごはんを食べない場合
体重は一番重かった若い頃は75gもありましたが、一番痩せた時は26gまで減少していました。ですが晩年は30g前後で推移し、安定していました。
目にも老化が現れていました。白内障です。
ただし白内障も、特に目薬をするのではなく、特に対処はしませんでした。
ころんはこれまでに麦粒腫などで、目薬による治療を複数回行ってきました。そのため、ストレスを与えることを避けることにしたからです。
そして老化が一番よく見えるのが腰の曲がりと毛並みです。
ハムスターは歳をとってくると、腰が曲がってきます。また若い頃は艶々だった毛並みも、どこかパサパサとしてきます。
そして足の動き具合。ころんの場合は、腕の力は十分だったようですが、後ろ足が極度に衰えてきました。ケージ内をよたよたと歩く姿は、歩きにくそうなのですが、愛おしさからか、どこかかわいらしく見えていました。
そんなころんの走り方には「てってけ走り」という愛称がついたくらい、人気がありました。
死の前日の様子(腹水が溜まる)
前日までは、ころんは老衰なんてなんのその、とても元気に過ごしていました。
ただ、前日の体重測定で33gに増えていたので、一瞬喜んだのですが、よく観察してみると、お腹が少しぽてっと膨らんでいるように思えました。
ころんより少し前に早世してしまったぴっちが、亡くなる前に腹水が溜まり、お腹が急にぽてっと膨らんだので、急に不安が過ぎりました。
午前中、すぐにかかりつけ医を受診すると、やはりころんのお腹には水が溜まっていました。
でもこの死の前日は、本当に元気な様子で、「ゆっくり2歳半目指そうね!」と話していました。
ただ今になって思えば、深夜になってくると、少し元気がなくなってきていたように思います。
死の当日の様子
毎朝起きてくると、1番にころんのケージを覗くのが日課になっていました。
いつもは寝床か、お気に入りの場所で野良寝をしているのですが、この日の朝は、全く違う場所で寝ていました。
何故か胸騒ぎがし、ビデオを回していました。
それでも朝は家族の朝の準備で忙しく、ばたばたとしていました。
そして少し忙しさが落ち着きかけたころ、ころんがケージの中から呼んでいる気がしました。
ケージに駆け寄ると、案の定、ころんは体を横たえた状態で、手足をばたばたと動かし、私を呼んでいるようでした。
あわてて手の平に抱っこすると、体温が明らかに低いのです。
それでも抱っこしてもらい安心したのか、それまでばたばたしていた手足もおさまり、目も閉じて静かになりました。
そこからはずっと抱いていたのですが、しばらくして痙攣のような状態になりました。
呼吸が荒くなり、目をかっと見開き、その目は白内障で真っ白になりました。瞳孔が開いていたのだと思います。
最期は、それまでかっと見開いていた目をぎゅっと閉じ、静かになりました。
私にとってのころんとは
ころんは、娘が初めてお迎えした先代のハムスターが亡くなり、新たに娘が選んでお迎えしたハムスターでした。
お世話は娘がしていたのですが、娘が中学校に入学し、部活に忙しくなったことと、ころんが大病を患い、お世話に手間がかかるようになったこともあり、私がお世話全般を引き継ぐことになった子でした。
ころんは病気で食事を受け付けなくなり命の危機を迎えること2回、麦粒腫数回、軟便、腎臓病の疑い、不正咬合…と、とにかく病院に何回行ったかわかりません。
おかげで、保定の仕方、強制給餌の仕方、目薬のさし方、爪切り、歯切りなどなど…もしものお世話に関することをたくさん学ばせてもらいました。
そんな大変なお世話をする中で、他の子よりも愛おしさが上回ったことは否定しません。
とにかく可愛かった。
ずっとそばにいてほしかったです。
ころんを亡くして
ころんの死は、私にとってはとても衝撃で、それ以前にくるん、ぴっちと続けざまに亡くしていた私の心に、大変なダメージを与えました。
【関連記事】我が家のハムスターの最期②~くるんの旅立ち~
ハムスターの多頭飼育2~ぴっちとぱっちの物語~(我が家のハムスターの最期③)
私はYouTube投稿をしているのですが、動画の中で楽しそうに走り回るころんをみているうちに、このYouTubeを辞めることなく続けている限り、ころんはこの中で生きているような気がしてきました。
この次にご紹介する姫ちゃんのお迎えもあり、なんとかようやく、ころんの最期の記録を綴ることができました。そしてまた前を向いてがんばっています。
今後もYouTube投稿は可能な限り、毎日続けていこうと考えています。
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