我が家のハムスターの最期②~くるんの旅立ち~
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さよならは突然に
それは突然でした。
前日までは本当に元気だったのに…。
2020年6月25日(木)
ころんとくるんのごはんの用意をし、ふとケージを覗くと、くるんがのら寝をしている…と思っていました。
それがくるんにとっては珍しいことなので、可愛い姿を見たいなと、ビデオをセットしました。
ころんというもう1匹の同い年のハムスターも最近はよく寝ていて、朝起きてくるのが少しくらい遅いのは、全く気になりませんでした。
家族の朝の準備を終え、さぁそろそろごはんとケージのお掃除を…と、もう一度くるんのケージをのぞくと、ビデオをセットした時のままの姿勢。
それでもまだ、まさか冷たくなってしまっているとは思っていませんでした。
「くるん、起こしてごめんね、くるん、ごはんやで!」
指でつんつんして初めて、血の気がサッと引きました。
くるんはもう、固く冷たくなってしまっていました。
あと数日で2歳3ケ月を迎えるという矢先の出来事でした。
前日の様子
くるんは同じ歳のころんとくらべ、病気をしたこともなく、けがをしたことはありましたが、すぐに順調に治し、本当に元気な、見た目にも若々しいハムスターでした。
亡くなるほんの少し前に、お腹にぷちゅっとしたイボのような出来物が出来たのですが、それもきちんと完治させました。
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ずっと体重の変動もなく、健康そのものでした。
いつも遊ぶ別荘では、お友達のもっちやさんから作っていただいたガーランドを飾っているのですが、くるんはそのガーランドを見て、二本足でしっかりと立ち上がり、前足でまるでボクシングでもするように、何度も何度もパンチをして遊びました。かわいくてかわいくて、その様子もYouTubeに投稿したばかりでした。
かわいかったくるん
ジャンガリアンハムスターで、ノーマルとパールホワイトのパイドである「くるん」が我が家へやって来たのは、2019年の4月。同じくジャンガリアンのプディングの「ころん」と共にお迎えしました。
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くるんは初めこそ興奮してよくケージ内で走り回っていましたが、今思えば、ころんと比べると少し神経質というか、びびりな子でした。
1年以上過ぎても、私以外の家族には爪を立てて必死でつかまってるし、ちょっと気に入らないとすぐにガブリんちょ!
でもいつもお世話をする私には、あるころからはけっして噛むこともなく、すごく甘えたでした。
別荘へ行くといつも私を探し、手を差し伸べるとぴとっとくっついてくる。
お腹のケガをした時も、ちゃんとラッコの体勢に応じてくれました。
2歳を過ぎ、私自身も心の準備はしていたつもりでしたが、あまりの突然の別れに涙が止まりませんでした。
どうしてハムスターの寿命はこんなにも短いのでしょうか。
ただ1つだけ、くるんの死に際して言えるのは、くるんが倒れていた周りの床材は乱れた様子もなく、くるんは眠るように逝けたのではないかと推測されたことは、本当に良かったと思います。
前日まで、いえ、死の間際まで、いつもと変わることなく楽しく過ごしてくれていたのであれば、本当に良かったです。
新しいハムスターをお迎えする前日の出来事
くるんが亡くなったのは、以前から新しいハムスターをお迎えする予定をしていた前日の出来事でした。
私が勝手に思うのは、もう命の終わりが近づいていることを知っていたくるんが、その日を選んで旅立ったんじゃないかということです。
「明日からは新しいハムスターもやってきてにぎやかになる。だからお母しゃんも寂しくないよね。」
「でも今日だけは、今日1日だけは、くるんのために泣いてよね。独り占めさせてよね。」
そんな風に思うんです。
不思議な出来事
くるんが亡くなって、不思議な事がありました。
ケージを片付けることができず、ケージの前に大好きだったりんごを毎朝お供えしているのですが、前日お供えしたりんごを片付けて、新しいものを交換しようとおもったら、どういうわけか全日お供えしたりんごに床材がかかっているのです。
下の段なら考えられるのですが、くるんのケージは1番上の段ですので、上のケージから落ちてくるということも考えられません。
きっと夜中にくるんが食べにやってきたんだと思うようにしました。
よく人間の場合でも、49日過ぎるまでは家族の側にいるというので、きっとくるんもまだ私たち家族の側にいてくれるんでしょう。
そう思っていると、ころんを撮影していた動画に、小さな光の玉が何度も映り込んでいたこともありました。
今までは、喧嘩して怪我するといけないからと、一緒に遊べなかったころんとくるんですが、ようやく一緒に遊べるようになったので、遊びに来ているのかもしれません。
くるんとの思い出を大切に
不思議な出来事などを通し、くるんを今でも身近に感じるようになった私は、悲しい気持ちがなくなるわけではありませんが、ころんとくるんの2匹と一緒に始めたYouTubeを必ず成功させることで、この先もずっとくるんの元気な姿を世界中に届けていけると考えるようになりました。
いつまでも泣いてはいられません。くるんに叱られるから。
このブログもしばらく更新が出来ていませんでしたが、これからも皆さんのお役に立てるような記事を書いていこうと思います。
特にハムスターに関する記事は、私自身が経験したことや、獣医さんにきちんと聞いた確かなことに絞って、書こうと思います。
ハムスターを飼っている皆さんや、これからハムスターをお迎えしようと考えておられる皆さんのお役に少しでも立っていくことは、きっとくるんも喜んでくれると思うから。
これからもよろしくお願いします。
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