ハムスターの多頭飼育について
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ブログ更新が滞り、申し訳ありませんでした
最近ブログの更新が出来ず、申し訳ありませんでした。
実はこの数か月の間に、いろんなことがあり、少し私自身に余裕がなくなっていたのです。
今日からしばらく、そのいろんな出来事について、分けてご報告していきたいと思います。
まずは、前回更新したブログの中で、大好きだったくるんを亡くしたことはご報告させていただきました。
実はくるんが亡くなった次の日、以前から申し込みをしていたハムちゃんを2匹お迎えしたんです。
ゴールデンハムスター♂の兄弟、名前をぴっちとぱっちといいます。
ハムスターの多頭飼育は私の夢
ハムスターの飼育本を見ると、そのほとんどが個別に飼育すべきと書かれています。
その理由は、ハムスターは縄張り意識が高く、喧嘩になると命に関わるほどの戦いになるからです。
でも多くのハムスター飼い主さんの中には、ハムスターの多頭飼育をされている方が時々おられ、以前からSNSなどでも拝見し、その可愛らしさに憧れていました。
そこで、今回はいつも我が家のハムちゃんたちがフードでお世話になっている、シッポバンクさんにお聞きして、少し勉強した上で、多頭飼育に挑戦することにしたのです。
ハムスターの多頭飼育は可能なのか?
ハムスターの実際は、多くの飼育本にあるように、縄張り意識が高く、やはり同じケージに多数のハムスターを入れると喧嘩をするのが普通です。
それは同じ親から生まれた兄弟姉妹であってもです。
いざ喧嘩になると、ケージ内は狭く逃げ場がありませんので、本当に命にかかわるほどの大けがをすることにもなりかねません。
ですから、基本的には飼育本には多頭飼育については不可能としていることが多いのです。
ですが、条件をクリアすれば、多頭飼育も可能になる場合があります。
実際、多頭飼育に向いているハムスターというのもあり、ロボロフスキーという種類がそれにあたります。
とても臆病で、観賞用なんて言われることも多い、なかなか手乗りになることが難しいとされるロボロフスキー。その臆病さゆえに、仲間と生活が可能なのですが、これも100%ではありません。
ロボロフスキーでも相性が合わなければ、喧嘩はします。
そしてよく飼育本には「ジャンガリアンハムスターなら、場合によっては可能。ゴールデンハムスターは絶対にダメ」と書かれているのですが、実はこれも100%ではありません。
シッポバンクさんの長年の経験から、ジャンガリアンよりはゴールデンのほうが、多頭飼育は成功する確率が高いそうです。
このあたりは、私には経験のないことですので、どちらが正しい、間違っているのジャッジはできません。
ですが、私は経験に勝るものはないと思うタイプですので、シッポバンクさんのお話を信じて、今回ゴールデンハムスターの兄弟をお迎えすることにしました。
多頭飼育を可能にする条件とは
多頭飼育の難しさは、前述までで書かせていただきました。
では多頭飼育を可能にする条件とはどのようなものなのでしょうか?
1.同姓であること。
2.兄弟姉妹であること。
3.できればオス同士、兄弟のほうが性格が穏やかなので成功しやすい。
4.3.に書いたように、性格は穏やかな方がよい。
5.できれば3匹以上の方が成功の可能性は高い。
6.長く兄弟離れることなく育ってきた子達のほうが成功しやすい。
7.相性がよい子同士を選ぶ。
以上のようなことでしょうか。
我が家にお迎えしたぴっちとぱっちは、お迎えした時がおよそ生後3か月になり、一度も離れて生活したことの無い兄弟でした。
多頭飼育に必要な準備
多頭飼育にチャレンジするにあたって、特別に準備するものはあるのでしょうか。
それは、一緒に暮らすためのケージと、頭数と同数の空きケージです。
というのも、多頭飼育の成功の可能性は、どんなに兄弟であっても100%ではありません。
もし喧嘩をした時、そして後述しますが、病気をした時に分けるためのケージは必ず準備しておきましょう。
トイレや巣箱、エサ入れ、吸水ボトル、ホイール(回し車)などについては、1つで大丈夫です。多頭飼育が成功すれば、仲良く使ってくれます。
多頭飼育のメリットとは
どうして私が多頭飼育にチャレンジしたかったのかというと、多頭飼育でしか見られない、ハムスター同士の共存の様子を見たかったからです。
そして、また飼育数は増えますが、普段のお世話についてはケージ単位のお世話になりますから、ケージのお掃除や餌の準備等々が、とても効率が良いです。
そしてハムスター同士も安心できるので、お迎えした当初から、不安が軽減します。
また1匹よりも元気に過ごせます。
多頭飼育のデメリットとは
餌を食べている量、水を飲んでいる量は、きちんと体重管理しなければ把握ができません。
また好き嫌いもわかりにくくなります。
また病気の時、病気の種類によっては、ケージ内の子全てを一度に失うリスクがあります。
感染する病気の場合は、すぐに離して別々に飼育する必要があります。そして1度離して生活させると、ほとんどの場合、再度同じケージで生活させるのは難しくなるといいます。(※100%ではありませんが、リスクは高くなります。)
そして喧嘩については、常に目を光らせていないといけません。
見た目に怪我をする場合はもちろんです。自分で噛むことのできない箇所に怪我をしていたら、それはほぼ間違いなく、相手に噛まれたものでしょう。
またそれとは別に、餌を食べられないという場合があります。
体重が減る、増えないというような場合、いじめられている子は餌を十分に食べさせてもらえていないことが考えられるのです。
多頭飼育には上記のようなデメリットがあります。
ぴっちとぱっちの多頭飼育はどうだったか
今後お話を書いていこうと思いますが、ぴっちとぱっちの多頭飼育は、たったの41日間で終了してしまいました。
ぴっちが急逝してしまったからです。
ですが、ぴっちとぱっちの多頭飼育を、私は失敗だとは思っていません。
ぴっちはたった4か月と5日という若さでの逝去だったのですが、それまでぱっちととても仲良く暮らすことができました。
その生活で私が実際に見た多頭飼育の魅力とぴっちの旅立ちについては、以下をご参照下さい。
【関連記事】ハムスターの多頭飼育2~ぴっちとぱっちの物語~
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