女の子の身長はいつまで伸びる？生理がくると止まるって本当？

大体、男の子で17歳前後、女の子で15歳前後で、この骨端線が無くなり骨の成長が止まります。
このことを「骨端線の閉鎖」と言います。
一度骨端線の閉鎖を迎えると、いくらがんばっても骨端線の復活はありません。

身長は生理がくると止まるって本当？

生理は、エストロジェントと呼ばれる女性ホルモンの影響で起こります。
このエストロジェントは、他にも骨年齢を促進させる働きがあり、このエストロジェントが卵巣から分泌されると、成長ホルモンの作用を受け、骨端線を閉鎖させることにつながるのです。
骨端線が閉鎖の方向へ向かうと、近いうち（おおむね3〜4年）に身長の伸びが止まるのです。

これが、女の子の身長が、生理がくると止まると言われる理由です。
身長は、生理が来てもすぐにピタッと止まってしまうというわけでもなく、個人差があり、その後も伸びたというケースも多くあります。

しかし身長を伸ばしたいのであれば、女の子の場合は、生理が来るまで。
もしくは生理が来て比較的日が浅いうちに、対策をとるほうが効果的であるのは、間違いないようです。

身長を伸ばすために必要なことって何？

では身長はどうすれば伸びるのでしょう？
遺伝ならば、両親が身長が低い場合、諦めなくてはいけないのでしょうか？

実は子供の身長には、遺伝的要素ももちろん関係しますが、もう一つ大切なことがあります。
それは栄養です。

戦後、日本人の身長の平均は、約１０ｃｍも高くなっています。
これは、遺伝は関係ありませんよね。
では何が変わったのでしょうか？そうです、食生活です。

食生活の欧米化により、日本人は肉をよく食べるようになりました。

肉＝タンパク質です。
タンパク質だけではありませんが、戦前の日本人の食事内容と、現代の日本人の食事内容とでは、摂取できるようになった栄養の種類や量が飛躍的に違ってきたのです。

このことが、今の子どもたちの身長の伸びに大きく関係していることは間違いありません。

身長を伸ばすために大きく影響する栄養素とは何でしょうか？

・タンパク質　肉類・魚類・卵・豆・乳製品など

・カルシウム　乳製品・わかめ・しらす干し・小松菜・切り干し大根・

　大豆・大豆製品など

 

・ビタミンD　椎茸・しめじ・カツオ・サンマ・ブリ・鮭など

・亜鉛　牡蠣・納豆・豚もも肉・和牛もも肉・レバーなど

こういった栄養素を毎日継続して摂取することは、身長を伸ばすのに非常に有効とされています。
食品で摂取するのが難しいのであれば、サプリメントなどの栄養補助食品を上手に利用するのもいいですね。

今回調べてみて、我が家の子供２人を比較して振り返ってみると、確かに好き嫌い無くよく食べる下の子は年齢の割に身長が高く、好き嫌いが多く、何より肉が嫌いな上の子は、年齢の割に背が低い！！

これは今後の食事の摂り方を、もっと考え直さないと！と心に決めた今日の母なのでした