血圧が低い!病気の心配はないの?
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先日、健康診断に行ってきました。特に健康上、問題を感じることはないのですが、一つだけ疑問に感じることがありました。
血圧が低いのは大丈夫なの?
集団検診の予約の時間があり、少し早めに到着しようと、小走りで会場に向かったのですが、完全予約制だったので、待ち時間なくスムーズすぎるほど受付をパスしました。そこで最初に待っていたのは、血圧測定。
周りのお友達から、「年齢と共に血圧が高くなって…」という話を聞いていた私は、小走りで来たせいで、血圧が高く出たらどうしようと、気が気じゃありませんでした。
ところが測ってびっくり!なんと上が102の下が53と低いじゃありませんか!もともと血圧は低いほうでしたが、小走りの後でもこれか?と逆に不安になってしまいました。
血圧の正常値とは?
成人の血圧の正常値は140/90mmHg未満とされています。その範囲の内でも3段階に規定があります。
120/80mmHg以下を至適血圧。
120~129/80~84mmHgを正常血圧。
130~139/85~89mmHgを正常高値血圧と分類されます。
私の場合は至適血圧に該当しますが、ここに該当する人は、生涯を通して高血圧にはなりにくい体質であると言われているそうです。(なんだ、安心!)
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血圧の低い人にも分類があります
私のように、血圧の低い人にも種類分けがあります。
本態性低血圧 ⇒ 病気や異常のない低血圧。
症候性低血圧 ⇒ 病気が原因の低血圧。
起立性低血圧 ⇒ 立ち上がった時に急激に血圧が低下する低血圧。
私のように特に病気や異常がない低血圧のことを本態性低血圧と言いますが、血圧が低いと、普段元気でも身体にだるさを感じたり、めまいや立ちくらみを経験することが多くなるそうです。これは血圧が低いために、十分に酸素や栄養分が行きわたらないことがあるからです。
そう言われると、確かに入浴後や台所仕事で立ちっぱなしの時間が長くなりすぎたりしたときに、時々ふらついた経験があります。それ以外は本当に元気なんですけどね。
そもそも血圧って?
血圧とは、血が血管の中を流れる時に血管壁にかかる圧力=力のことです。
そのため血がドロドロだったり、血管の弾力が失われ、血管が硬い場合は、血圧は高くなると言われています。
血圧を測ると、必ず「上が○○、下が○○」なんて表現しますが、これは正確には以下のように呼ばれています。
収縮期血圧 ⇒ 上の血圧と呼ばれる。心臓が縮んで血液を送り出す時にかかる血圧。
拡張期血圧 ⇒ 下の血圧と呼ばれる。心臓が膨らんで、血液が戻ってくる時にかかる血圧。
血圧が低い人に出来る対策とは?
いくら病気が原因な低血圧でなくても、時おりめまいや立ちくらみが起こったりしていれば、楽しい行事も台無しですよね。何かしらの対策はあるのでしょうか?
・水を日に1.25Ⅼ~2.5Ⅼ飲む(小分けに)
・適度に塩分を摂る
・下半身の筋力をつける
・足をソックスやストッキングなどで圧迫する
水分や塩分とは、私とは逆に血圧が高いという人が注意する項目です。
まだ健康診断の詳細な結果は出ていませんが、病気などの疑いがなければ、少し意識して取り組んでみたいです。
年齢を重ねるたびに健康診断が怖くなると言いますが、いつまでも健康でありたいものですね!
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