ひな人形の部屋こわい…の話
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昔から、色々なものに結構敏感だった私なのですが、ひな人形にも1つエピソードがあります。
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私が中学生のころ、実家のひな人形がある部屋は、私にとっては暗く、なんとな~く何かの気配を感じるようなところがありました。
そのため、一人の時にはできるだけ、そのひな人形のある部屋には入らないように避けていたのを覚えています。
また、そのことも母親には伝えていたのですが…。
私の母は、熱心なプロテスタントです。なので時々「家庭集会」といって、教会の牧師さんや他の信者の人たちを自宅に招いて、勉強会などを開催することがありました。
あるとき、その中の一人の方が、例のひな人形のある部屋へ入って、何かを感じられて気分が悪くなられたそうです。その方は霊感があり、日常的にとても敏感な方だそうで、ちょうど来られていた牧師さんが、我が家のひな人形には、何らかの「念」が入っているといい、その「念」を祓うために祈って下さいました。
学校から帰った私に、その一部始終を教えてくれました。気のものかも知れませんが、その日を境に、ひな人形のある部屋でも、ひとりで全く平気になりました。
「念」というものは、本当に存在するのでしょうか?
「念」は色んなものに存在する
「念」というのは、生きている人の思いや亡くなった人の思いなど、様々なものがあると言います。
例えば、生前に故人が愛用していたものには、その人の記憶や思いが「念」となって残るといい、そのため「形見」として残された人が引き継ぎ、大切にするといいます。
ただし単なる「念」は、年月が過ぎるとともに、薄まっていくのが普通です。しかし薄まっていくがゆえに、そこに「隙間」が生まれ、浮遊霊や悪霊などのすみかとなることもあるといいます。
どんなものに「念」は移りやすいの?
「念」には移りやすいものと、それほど気にしなくても良いものがあります。
「念」が移りやすいものというのはどんなものでしょうか?
・木
・布
・人形
・リング
「念」が移りやすいとされる代表的なものはこのようなものだと言われています。
木は、「御神木」というのを耳にされたことがあるのではないでしょうか?神事などが行われる場では、木や木製のものに魂を移すということが、頻繁に行われています。
また布も、「念」が移りやすいものとされています。人形については、実家のひな人形のような日本人形だけに限らず、布製のぬいぐるみも同様です。
リングは、もらう時や手放す時に、人の感情が高まりやすいものです。そして大切にするものです。
他人の「念」は良いものであっても、悪いものであっても、あまり良いものではないようです。多かれ少なかれ影響を受けてしまうと、感情や体調、環境に影響がないとはいえません。
手にしようとしたときに、嫌な気持ちを感じるようなことがあれば、きっとすぐにわかりますので、そのような品は、手にしない方が無難と言えるでしょう。
特に持ち主の「念」が薄まった隙間に潜む、浮遊霊や悪霊が移った物は、通常の健康で、正常な精神状態の人であれば、魅力的には映らないと思います。
「念」の移っているかもしれない物の処分は?
もし自分の「念」が移っているかもしれないものを処分したい時は、通常のものなら「いままでありがとう。」と物に対する感謝の気持ちと、使えなくなったから処分させてもらうことを告げ、きちんと分別して処分すれば問題はありません。
人形など、どこか気持ちに引っかかりが生じるものなら、神社などでお炊き上げに出して処分すればよいでしょう。人形供養などに参加するのも良いですね。
昔はどのようなものにも、八百万(やおよろず)の神様が宿っていると信じられてきました。だから物を大切にしないと、バチが当たるなんて言われたものです。たとえ物であっても、それまで自分を助けてくれたものに対し、感謝の気持ちは忘れないようにしたいですね。
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