確率にびっくり！双子の卵ちゃん！

今日、妹からＬＩＮＥで写真が送られてきました。そこにはなんと偶然、

双子の卵に出会ったとの内容でした。私もずっと以前に、双子の卵に1度だけ遭遇したことがあるのですが、双子の卵に出会う確率とは、はたしてどのくらいなのでしょうか？

 

双子の卵はどのようにして産まれるの？

1つの卵の中に黄身が2つ以上ある卵を複黄卵といい、２つの黄身なら二黄卵、3つの黄身なら三黄卵と言います。なんとギネスには、１つの卵に9つの黄身が入った九黄卵が登録されているというので驚きです。

 

この複黄卵を産むのは、大半が産卵開始後まだ１～２か月ほどの若い雌鶏です。まだ若いので、ホルモンの分泌と産卵リズムが不安定で、間隔を空けずに連続して排卵したり、１回の排卵に2つの卵胞を排出したりすることで、複黄卵が誕生するのです。

 

そのため複黄卵は珍しくはありますが、卵を取り扱う会社の人から言わせれば、超レアとまではいかないそうです。

 

双子の卵を見分けるには？

複黄卵は、黄身が複数入っているだけあって、若い雌鶏が産むにも関わらず、サイズがＬ～ＬＬという大きさで、若干細長く見える卵の可能性が高いです。

 

とはいえ通常スーパーなどでは、たいてい卵はＭ・Ｌ・ＬＬなどといったサイズ分けをして販売されるため、なかなか見つけるのは難しいでしょう。

 

しかし養鶏場なら話は別です。若い雌鶏は身体もまだ小さく、通常はまだ小さめの卵しか産みません。そんな中いつもより大きな卵を産んだなら、それは双子の卵である可能性が高まります。そのため養鶏場の直販では、双子の卵ばかりを選んで販売されていたりもしますので、機会があればぜひ購入してみてはいかがでしょう。

 

双子の卵はどこへ？

スーパーで出会えないのなら、双子の卵は普段どこへいってしまうのでしょうか？実は複黄卵の多くは、マヨネーズなどの原料として、食品会社への販売に回されることがおおいそうです。

 

スーパーで買った卵のパック1つに、複黄卵が数個入ることがある！

養鶏場では、卵の大きさをそろえるため、1つの鶏舎の鶏を1度に入れ替えます。同じ鶏舎には、ほぼ同じ日齢の鶏が集められており、卵のサイズも同じくらいになるように計算されています。

 

そうすると、複黄卵を産みやすい日齢の若い鶏は同じ鶏舎で卵を産みますので、時おりスーパーで購入した大きいサイズの卵のパックの中身に、いくつもの複黄卵が偶然にも入るということも起きると言います。

 

出会えたら素直にラッキーを噛み締めて美味しくいただいて！

双子の卵に出会う確率は、ずばり1％！決して多くはなく、やはり素直に喜んでよい確率ですよね！

 

複黄卵は、薬物投与などの人為的な作為のために発生するのではなく、あくまで自然現象ですので、心配せずに美味しくいただいて大丈夫です！

 

双子の卵なら、1個で両目がそろった目玉焼きができますね！栄養も2倍でかなりお得な気がします。コストコの卵などでも、双子の卵の目撃情報は多数寄せられているんだとか？！運試しに1度みなさんもいかがでしょうか？