お迎え現象って何?誰がくるの?お葬式の時にくるの?亡くなる前にくるの?
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お迎え現象という現象との出会い
3歳児の記憶でも、信憑性はあるということがわかりました。
おばあちゃんのお葬式の日に、私が見た烏帽子をかぶった不思議な人達、両サイドから現れたもくもくとした煙…。
これは、どういう現象ととらえるべきなのか。
お葬式の会場で煙!?ご先祖様?幽霊?オカルト?忘れられない3歳の記憶!
そのことを調べていたら、『お迎え現象』というものにつきあたりました。
少し寄り道のようですが、非常に興味があったもので、ご紹介したいと思います。
在宅介護とお迎え現象
最近の介護の現場では、長期療養される場合に、病院で入院するのではなく、在宅介護という方法が取られることが増えました。
自宅で介護をされてきた500名の遺族の方にアンケートをとったところ、約4割の方が、亡くなった方の最期に『お迎え現象』というものがあったというのです。
『お迎え現象』というのは、在宅療養されている方が亡くなる少し前に、先に亡くなった家族や大切な人、知り合いが目の前に現れるという現象です。
心霊現象やオカルトのたぐいか?と思われるかも知れませんが、この『お迎え現象』を体験した方は、その日を境に、表情も穏やかになり、本当に安らかな最期を迎えられるそうなのです。
この『お迎え現象』は、そのほとんどが自宅で発生すると言われています。
自宅で 87.1%
病院で 5.1%
この結果はおそらく、自宅の方が落ち着いたり、治療・療養という感じよりも、日常を感じられる場所だからでしょう。『お迎え現象』があってから、1〜2週間後くらいで、実際に最期を迎えられるそうです。
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お迎え現象のとらえ方
現在、この『お迎え現象』というのは、人が死に向う際の、恐怖や不安を払拭したり軽減するための生理現象なのではないかと考えられています。
私は、この『お迎え現象』というものがあるのを知り、おばあちゃんも亡くなる前に『お迎え現象』で、私が見たような人達(ご先祖様?)に会ったのではないかと考えるようになりました。
そしてその人達は、実際におばあちゃんと一緒に、あの世へと向かって行ったのかも知れないなんて考えを巡らせました。
高齢化社会の今後
私の実の父は、目次のページでも少し触れているように、アルツハイマー型認知症を患っています。
介護は主に、母と、一緒に生活している妹がしてくれていますが、糖尿病の持病はあるものの、基本的には体は元気なので、入院などはしていません。
(関連記事)<目次のページ>疑問・不思議・これってどうなの?
約3年前に私の祖父も94で他界しましたが、目が見えづらかったりはしていましたが、体は元気でしたので、本当に治療が必要となり、動けなくなるギリギリまで入院はせず在宅療養をしていました。
これからは高齢化社会。病院で入院したくてもベッドが足りないというようなことは、当たり前になってくることと思います。そうすると自宅で家族を看取ることも増えてくることでしょう。
そんな時『お迎え現象』で、ご先祖さまや先に逝った大切な人が迎えに来てくれたら、本人もまた残された遺族も、安心できるのではないでしょうか。
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