ハムスターをべた慣れにしたい!そんな時は?
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まず知っておくべき重要なこと
TwitterやYouTubeで見かける、かわいらしいハムスターに憧れ、ハムちゃんを飼い始めたけれど、いくら経っても、ハムちゃんが懐いてくれない…なんて飼い主さんはいませんか?
ハムスターを飼う上で、ハムスターの特徴をきちんと理解することは、絶対条件です。ハムちゃんのことをよく理解した上で、ハムちゃんを慣れさせるための作戦に着手していきましょう。
ただしその前に!ハムちゃんについて、おさらいしておきましょう。
ハムスターはとっても臆病な動物です。いくら憧れのべた慣れハムスターに育てたいと言っても、まずお迎えして2週間から1か月程度は、お掃除や餌・水の交換などの基本的なお世話以外は、そっとしておいてやりましょう。触りたいけど我慢の時期です。
そしてハムちゃんがケージに慣れてくると、次第にケージの外に興味を持ち始めます。そうなってきたら、自らケージをかりかりしだしたり、人が近寄ると元気に出てきたりするようになります。こうなってきたら、べた慣れトレーニング開始の時期です。
手の平でも安心して寝てしまうくらいに、がんばってハムちゃんの信用を勝ち取りましょう!慣れると、↓下のように、手のひらの上でも眠ってしまうほど、懐いてくれるハムちゃんもいますよ♡
(関連記事)ハムスターが噛んでなかなかなつかない?そういう時は…!?
ハムスターを恐れるなかれ!
自分からケージの外の世界や人間に興味を示すようになれば、手渡しで餌を与えるなどして、徐々に距離を縮めていきます。
でもそれだけでは、何も餌がない時は来てくれない。すぐに流血するほどきつく噛まれるなど、飼い主さんが苦労をすることも多いです。
まずは、飼い主さんがハムちゃんに噛まれるのを恐れないことです。恐ければ、軍手をはめて接してもいいんです。とにかく怖がって挙動不審な動きをしては、ハムちゃんが怖がってしまいます。
ゆっくりとした落ち着いた動きをしないと、ハムちゃんは怖がって噛みついてしまうのです。また怖いからと、全く触れ合わないでいると、それ以上懐くことがありません。
ハムちゃんにわが家でしていること
我が家では、慣れてきて手の上まで自分で乗るようになってきたハムちゃんに必ずしていることが2つあります。
おそらく我が家のハムちゃんが慣れているのは、これが大きな原因の1つだと思っています。
まず1つ目は、ケージからハムちゃんを出す前に、餌箱だけ取り出し、きちんと餌を準備しておく。この餌は、後ほど餌箱を置く場所に設置するので、避けておきましょう。
そして2つ目は、ケージから出したハムちゃんに、野菜や果物など、比較的食べるのに長い時間かかるものを手の平の上で与えましょう。この時の注意点は、手のひらで食べている間、慣れるまでしばらくはなでたりしません。
手の平の上は安全で、尚且ついいことがある場所だと覚えさせるんです。
手の平の上で安心して食べられるようになってきたら、ハムちゃんが食べることに集中している間に、少しづつ頭や背中を指先で優しく撫でてあげましょう。恐がるようなら、もう少し我慢して見守るようにしましょう。
そして、ハムちゃんが手の平で与えた餌を食べ終えたら、準備しておいた餌を餌を置くばしょに設置し、ハムちゃんを餌箱の前におろしてあげます。
習慣として毎日こうすることで、手のひらに乗るといいことあると覚えてくれます。
我が家ではいつも朝にハムちゃんがお散歩するのですが、まずケージから出す時に、
手のひらの上でリンゴをあげる➡お散歩する➡お散歩を終える時に、名前を呼んで手の平にのせる➡餌箱の前におろしてあげる
というのを繰り返しています。これを毎日習慣化することで、まず手の平を怖がらなくなり、ついでに自分の名前も覚えているようです。
このようにしておくことで、万が一ハムちゃんが脱走した場合でも、名前を呼んで手を出してやると、抵抗なく出てきてくれるので、非常に助かりますよ。
ハムスターにも個性がある!
ここまで、ハムスターをべた慣れさせるための、我が家で実際に行っている方法をお伝えしてきましたが、くれぐれもご理解いただきたいのは、全てのハムスターが同じ性格ではないということです。
我が家でも、ころんは手の平でも寝てしまうことがありますが、くるんはけっして手の平では眠りません。またころんは手の平や指をペロペロと舐めてくれますが、くるんは以前はしませんでした。でもころんより数か月遅れて現在はよく、ぺろぺろとなめてくれるようになりました。舐めてくれるのは、十分に安心と信頼がある証拠です。
このように、性格的に必ず同じように慣れるとは限りませんし、同じ時期に慣れてくれるわけではないのです。
その子その子の性格の違いを尊重し、飼い主さんはゆったりと構えてハムスターと向き合ってあげて下さいね。短い寿命のハムスターが、あなたのもとで、幸せな一生を送ることができますように…♡
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