『三つ子の魂百まで』!?3歳の記憶に信憑性はあるの?記憶の不思議!
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3歳の記憶は信憑性があるの?
私がおばあちゃんのお葬式で体験した不思議な出来事に関する記憶には、信憑性があるのでしょうか?
私自身は、しっかり覚えていると断言したい所なのですが、それこそ以前の夢の記事で書いたように、脳の勘違いなどと一蹴されてしまわないのでしょうか?
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記憶というものについて、現在学術的にはこのように言われています。
記憶が残るのは、個人差はあるものの、だいたい3〜4歳くらいから。
それ以前の記憶というのは、記憶を司る海馬という部分も発達途中で完成されていないため、うまく記憶できなかったり、記憶が出来ても、うまく呼び出せないことが多いのです。
では3歳以前の記憶は全く信憑性がないかというと、そうでもありません。
経験の積み重ねは、記憶の定着ということに関して、脳の発達に深い関わりを持っているのです。
そのため3歳以前の経験やその感情・学びが、その後の人の脳の形成、性格の形成など全てにおいて影響しているため、3歳前後の記憶の一部を明確に覚えていることは、決して不思議ではないのです。
『三つ子の魂百まで』は、正しいことわざなのですね!
人の成長と脳内
人が生まれてからの脳の中では、成長とともに、シナプスといわれる神経細胞同士のネットワークが盛んに形成されています。
一方で2〜3歳以降、使われなくなったシナプスの崩壊も同時に起こっています。
シナプスの数というのは、3〜4歳で最大量になり、その後は急激に減少して幼少期に作られたシナプスの9割以上は思春期まで残らないと言われています。
その結果として、物心付く以前の記憶は、ほとんど残らないという現象が起こるのです。
3歳でも記憶が残ることの証明
物心が付く以前の記憶が残らない理由がわかった一方で、3歳前後の記憶の一部を鮮明に記憶していることは、不思議なことではないということもわかりました。
私のおばあちゃんのお葬式についての記憶は、そのことの証明にもなるわけです。
なぜなら、おばあちゃんのお葬式については、写真やビデオは残っていません。私がおばあちゃんのお葬式で見た話しも、母親に私から打ち明けた話であって、私が写真やビデオ、人から聞いた情報をもとに、後から記憶を植え付けたというわけではないからです。
不思議な体験ではありますが、同時に貴重な記憶でもある、おばあちゃんのお葬式の記憶。このブログに書き留めておき、これからも大切にしていこうと思います。
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