お伊勢参りの旅【その3】伊勢神宮 内宮へ
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伊勢神宮 内宮の駐車場は?
伊勢神宮内宮には駐車場が全部で9つあります。一番近いのが内宮の入り口そばにあるA駐車場です。
A駐車場は1・2・4が一般車用(※A2は混雑時バス専用になることも有。)で、A3はバス専用になっています。
↑ 内宮A駐車場はこの地図の下側
このA駐車場を目指す場合は、外宮から伊勢西インターへ戻る道をまっすぐ南東へ下ります。そして宇治蒲田町の交差点(左手角が猿田彦神社)で右折します。
ただしA駐車場は内宮に近いので、やはり混みます。満車で待つときは右車線で待ちます。
とくに土日などはかなりの人出ですので、初めからA駐車場ではなく少し離れていますが、B駐車場がおすすめです。
B駐車場は宇治蒲田町の次の宇治蒲田東を左折します。左右にB1・2・3・4がかたまってあり、混雑時にここが満車の場合は、さらに直進して右手にB5駐車場が五十鈴川河川敷にあります。これらの駐車場はおはらい町やおかげ横丁を通って内宮へ向かうのに最適です。
B1~4は直接おはらい町へ向かったり、宇治蒲田東交差点にある地下参道で向かうことができます。
私たちが参拝したのは日曜でしたので、B5駐車場に駐車することになりました。こちらは少し遠いので、出来るだけ奥に駐車する方が少しでも楽です。
五十鈴川の河川敷沿いに歩いていき、駐車場から見える2つ目の橋の下にある階段を上がると、ちょうどおかげ横丁の入り口に出ます。
河川敷を行く道は1本道なので、迷うことはありません。
※それでも駐車場がない場合は、宇治蒲田東の交差点まで戻り、左に見える橋を渡り切るとすぐにB6駐車場があります。
伊勢神宮内宮の駐車料金は?
・1時間までが無料
・1時間から2時間未満が500円(7時~17時)
・2時間以降は30分毎に100円が加算されます。
5000円札や1万円札は使えませんので、1000円札や小銭を準備しておきましょう。
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伊勢神宮 内宮 参拝ルート
伊勢神宮内宮では、外宮とは逆で右側通行が原則になります。鳥居をくぐる時など、その他のマナーは外宮と同じです。
(関連記事)お伊勢参りの旅【その2】伊勢神宮 外宮へ
宇治橋(うじばし)
まずは宇治橋鳥居をくぐり、宇治橋を渡ります。
↑ 鳥居
↑ 宇治橋 右側通行です。
五十鈴川にかかる宇治橋は、内宮への入り口であり、日常の世界から神聖な世界へ、そして人と神を結ぶ架け橋といわれています。
鳥居の前で一礼し、くぐってから振り返りもう一度一礼します。そうして宇治橋を渡っていると、なるほど神聖な気持ちがしてきます。
手水舎(てみずしゃ)
参拝の前にお清めをします。左手⇒右手⇒柄杓で手のひらに水を受け、口をすすぎます。水を受けた手のひらを清め、柄杓を立てて柄を洗ってお返しします。
五十鈴川御手洗(いすずがわみたらし)
5代将軍徳川綱吉(とくがわつなよし)の生母である桂昌院(けいしょういん)が寄進したと言われる立派な石畳が、五十鈴川の水際まで続いています。そのため昔はここが参拝者の禊の場でした。五十鈴川の清流で手をすすいでから正宮(しょうぐう)へ向かいます。
そばには滝祭神(たきまつりのかみ)といって、社殿はありませんが御垣と御門だけで石畳に祀られている、五十鈴川の守り神が祀られています。
五十鈴川の水はとても美しく澄んでいました。小さなお魚やカニがいるのが見えたり、息子は大喜びで、放っておくと水遊びを始められると困りますので、声をかけて次へ向かいました。
正宮(しょうぐう)
内宮の中でも最も格式が高く、神宮の中で最重要のメインスポットです。正式名称「皇大神(こうたいじん)」といわれる天照大神をお祀りしています。
(関連記事)
お伊勢参りの旅【その1】伊勢神宮にはどんな神様が祀られているの?
今から2000年前、皇位のしるしとして受け継がれる八咫鏡(やたのかがみ)をご神体としてお祀りしています。
国家の守護神として崇める伊勢信仰は、平安末期より全国に広がり、現在でも全国の神社の本宗(ほんそう)として特別に崇敬を集めています。
こちらでは個人的なお願い事ではなく、感謝の気持ちを持って参拝します。
御稲御倉(みしねのみくら)
高床式の倉の中に、神宮神田で収穫した稲1年分を保管し、倉を守る御稲御倉神をお祀りしている内宮の所管社の一つです。
荒祭宮(あらまつりのみや)
内宮に所属する10の別宮のうち、第1に位置しています。社殿も他の別宮よりも大きい、正宮に次いでぜひとも参拝したい御宮です。
御祭神は天照大神の荒魂(あらみたま)です。荒魂とは、神様の荒々しく格別に顕著なご神威をあらわされる御魂の働きをたたえて呼び、これに対し穏やかな働きを和御魂(みぎみたま)といいます。
個人的なお願い事を申し出るなら、こちらで行います。
行列ができているのを見て、知らない人は参拝せずにスルーしていく様子が時おり見られました。並んでも、案外早く参拝できますので、新しいことに挑戦したり、何かに取り組もうと言う時に後押ししてもらいたいなら、やはりここは是非参拝しておきたいですね。
風日祈宮(かざひのみのみや)
御祭神は伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の御子神で、風雨を司る2人の神様です。(※同一神という説もあります。)
鎌倉時代の元寇の際、神風を吹かせて日本を守った神様といわれています。
(※すみません!私たち行きそびれてしまい、写真がありません。次への宿題ですね)
内宮神楽殿(ないぐうかぐらでん)
向かって左側から、御神札授与所、御祈祷受付、御饌殿、神楽殿です。御饌(おそなえ)・御神楽などのご祈祷の奉仕や、お神札・お守りを授与しているところです。
参集殿(さんしゅうでん)
参拝者向けの無料休憩所です。椅子も設置されていて、お水も無料で飲むことができます。
中央には能舞台があり、能や狂言などの各種行事が奉納されることがあります。
履きなれた靴が命!
内宮の中は広いので、参集殿に着いたころには、まだ小3の息子は「オレ足にきてるぅ~!」と疲れた様子でした。外宮や駐車場からもよく歩いたので、なかなかの歩数だったのではと思いました。履きなれた靴のありがたさを実感した次第です。
足が不自由な方は、車いすの貸し出しがありますので、内宮入り口にある「参宮案内所」で聞いてみられるといいですね。何人か車いすの方にも出会い、すれ違いましたので、借りられると思います。
内宮へ参拝する前と内宮を出てから、おかげ横丁やおはらい町も散策し、猿田彦神社も参拝しました。
(関連記事)伊勢神宮へ行ったら猿田彦神社にも行かなくちゃ!
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