ごはんを食べないハムスターが腎臓病?!ころんの場合
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我が家のハムスターころんが、ごはんを食べない!
我が家のハムスター ころんは、以前、急に食欲を無くし、このままでは死んでしまうのでは?と思うほど痩せてしまったことがあります。
ころんはジャンガリアンハムスター プディングの雄です。もともとプディングにはありがちな、少しぽっちゃり75gもあるムチムチボディでした。
ところが、1度は風邪をひいて、75gあった体重は50gまで減ってしまっていました。この時のお話は、今回は割愛させていただきますが、関連記事は以下にリンクを貼らせていただきます。ご興味のある方は、どうぞご覧になって下さいね。
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その後、50gの状態からのさらに38gまで痩せてしまいました。とにかくごはんを食べません。
この時は本当にちっちゃくなってしまったという印象が強かったのですが、意外にも元気に遊んでいました。
痩せたハムスター、病院で腎臓の病気の可能性判明!
とにかくごはんを食べないので、2日ほど様子を見ていましたが、すぐに病院へ連れて行きました。
病院は、ハムスターに特化しているわけではないので、詳細な検査等は出来ませんでしたが、当時のころんの様子を詳細にお伝えし、診察いただいた結果、もしかすると腎臓が悪いのかも知れないという見立てが出ました。
①水をよく飲んでいる
吸水ボトルの量で判断する。(毎回水替えの時にぴっちり満タンに水を入れておいて、減り具合を確認)
②おしっこの量が増えた
トイレの砂を見て、感覚的な判断でした。
③食欲を確認
餌皿に入れたフードの量をきちんと把握し、減り具合で確認。寝床に運んで溜め込んでいるものも、きちんと毎日確認。
獣医さんによる、ころんが腎臓の病気ではないかという判断の一番は、①の水をよく飲んでいるという点でした。
どのように治療をしたのか?
ころんの場合、投薬等はなしで、とにかく1週間、まったくのタンパク質抜き食を試すように言われました。
もともところんはペレットで育てていましたので、正直困ったのですが、私がとても信頼しているブリーダーさんである、シッポバンクさんにはとても質の良いフードが販売されていましたので、直接相談させていただき、タンパク質抜きの食事(穀物のみのブレンド)をすぐに始めました。
→シッポバンクさんのフードはこちらのリンクから 見ていただくことができますよ!
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それまで食べていたペレットは一切与えずシッポバンクさんのフード以外は、りんごやかぼちゃといった野菜や果物を与えました。治療らしきことは特になく、食事療法で様子を見ることになりました。
それまでの常識と違ったこと
今まで育ててきたハムスターには、ひまわりの種は肥満になるので、あまり与えてはいけないと思い、出来るだけ制限してきました。
ですが今回、ころんが腎臓の病気で、タンパク質制限をするにあたり、獣医さんにお話を伺ったなかで、1つ常識を覆されたのが、このひまわりの種の扱いです。
タンパク質制限をすると、摂取カロリーも不足してきます。そこで、今までは控えてきたひまわりの種も与えて構わないということでした。具体的にはタンパク質のかわりに、脂質や糖質を補足することで、カロリーを補うと良いとのことでした。
ひまわりの種を与えても良いということは、ひまわりの種が大好物なころんにとっては、私の想像をはるか上回るほどの追い風で、ころんは何とか食事を口にするようになってきたのでした。
食欲のないハムスターに、食事を食べさせる際、苦労したこと
すべてのハムスターが同じではないということの、最大のポイントですが、何故かころんは、食事療法を始めた当初は、私の手渡しするものしか口にしようとしませんでした。
そしてまた、一度に多くは食べられず、まるで人間の子を授乳するかのように、小分けに小分けに根気強く食事を与える必要がありました。
しかし、これを2か月くらい続けた結果、ようやく自分で餌皿から食事を口に運ぶようになり、そこからは現在も頑張って食べてくれています。
腎臓病と付き合うハムスターころんの現在
ころんは現在も食事は基本的に穀物中心です。ただし1~2週間に1回程度、ペレットなどタンパク質を含む食べ物も与えられるようになってきました。
獣医さんは、慢性のものでなければ、タンパク質も与えられるようになりますが、ハムスターは体も小さく、次また食欲が落ちてしまうと、立ち直れない可能性も高いので、できるだけ低タンパク質食を続けていくほうがいいといわれていました。
一度腎臓を傷めているので、タンパク質を多く与えると、タンパク質に含まれるリンを体が代謝できなくなり、代謝不全となってしまうため、また同様のことが起こらないとも限らないからです。
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幸いなことに、ころんはひまわりの種が大好きですので、シッポバンクさんのフードとひまわりの種、そして乳酸菌のタブレットさえあれば、喜んで食べてくれています。
獣医さんが、「病気をしていても、上手に付き合えば、寿命を全うすることも可能です。」と言ってくれた言葉を信じて、2020年2月現在、1歳10か月となったころんは、2歳の誕生日を目指して頑張っています!
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