子供がゲームをやめられない!!対策はどうする?
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ゲームをし出すと言うこと聞かない!
我が家では、私以外の家族(主人・娘・息子)はゲームが大好きです。
まぁ、息抜きに少々ゲームをするくらいのことは、私も咎める気はありません。
しかし子供は特にゲームをし出すと、なかなかやめることができません。私が再三注意しても、私の言う事に空返事をするだけで、まるで聞く気がありません。
こんな状態で、本当に大丈夫なんでしょうか?
ゲームが楽しいわけ
ゲームはなぜそこまで楽しいのでしょう?ゲームに熱中してくると、脳の中ではドーパミンという神経伝達物質が分泌されます。
ドーパミンは、人にやる気を起こさせたり、ワクワク感や快感を与えてくれます。
ゲームにより、このドーパミンが分泌されるようになると、ゲームでしかそのワクワク感や快感といった満足感は得られないような気がしてきます。
実際、ゲームを取り上げると、何をして過ごせば良いのか、自分では考えられないような子供が増えていると言います。この症状は幼くしてゲームをするようになった子供ほど、危険が増してきます。
ゲームをしてワクワク感を味わいたいという欲求が高まり、やがてその欲求に依存するようになるのです。こうなると麻薬と同じです。
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ゲームのやりすぎが人生を狂わせることもある?!
ゲームは目が悪くなったり、肥満の原因になったり、成績低下を招くことが良く知られていますが、ひどくなると麻薬のような症状を引き起こし、ゲーム依存症になる危険性があります。そんなの特別な場合でしょ?と思ったあなた、それがそうでもありません。
・あなたのお子さんは、ゲームをやめるように言ったら、すぐにやめますか?
・やらなければならないことがある時は、やるべきことを優先していますか?
・ゲームに関係したことで不機嫌になったり、けんかに発展することはありませんか?
・毎日必ずゲームをしていませんか?
・ゲームに関する家族の決まり事を、きちんと守っていますか?
・ゲーム以外のことの興味が薄まっていると感じることはありませんか?
・親に隠れて(親がいない時に)ゲームをしたいので、お出かけに参加しないことが増えていませんか?
・お祝いなどの集まりでも、人と話さず、一人でゲームをしたりしていませんか?
この中に当てはまるものがあるのなら、ゲーム依存症の状態に1歩足を踏み入れていると考えるべきです。
ゲームの中でも特に暴力的なゲームは、子供には非常に悪影響で、家庭内やそれ以外でも、暴力的または暴力的思考が定着してしまう場合があります。
こうなると現実の世界において、人間関係のトラブルが起こりやすくなります。もしゲームの世界のように、我が子が他人を殺めてしまったり、怪我をさせてしまったとしたら、ゲームのせいで人生が狂ってしまうのです。
親もついつい甘えている
外に遊びに連れ出す、勉強の時間に傍らで付き合う、ゆっくり子供の話を聞く時間を持つ、とにかく子供目線で子供に付き合うのは、忙しい大人にとっては大変なことです。
でも子供と過ごす時間を持つことが、子供の情緒の発達など様々な理由からも、大切な事だということは、みなさん知っているはずですね。そんな時、ゲームは便利なんです。ゲームなら大人も楽しいですし、子供はもちろん楽しい。そして子供と一緒に遊んでも、体の負担は少ないですよね。
そしてもう一つ。普段子供とうまくコミュニケーションを取りにくい人でも、ゲームなら比較的簡単に共通の話題が作れて、仲良く遊びやすいのです。
多くの精神的・身体的努力を伴わずに、尚且つ自分も楽しめる便利なツールがゲームというわけです。でもこの選択は、安易な選択と言いざるを得ません。
この安易な選択により、大切な子供の目が悪くなったり、肥満になったり、ひどくなればゲーム依存症により、精神的に不安定になるとしたら…取り返しがつきませんね。
子供をゲーム依存症にさせてはいけない!
ではゲーム依存症へと近づいている子供への対策はどうすればよいでしょうか?
まずあなた自身が親としての自覚を高め、楽に対応しようと思わないでください。
すくなくとも、本来は素直なあなたのお子さんも、脳のドーパミン分泌などの影響が手伝えば、依存的な症状にあらがうことが難しく、つらいのです。
ゲームを最初に与えたのは誰ですか?もしそれがあなたなら、責任をとるつもりですくなくとも2か月を目標に、改善策に取り組みましょう。
①まずゲーム依存症の怖さを子供にもきちんとわかるように話してあげましょう。
②子供の症状の程度に合わせ、ゲームをする時間や曜日などのスケジュールを話し合い、子供にも納得させたうえで決めましょう。このとき、もし約束を破った際の罰も厳しい目に決めておきましょう。
③約束を守れた時には、きちんと褒めてあげましょう。小さい子供なら、表などを作ってシールを貼ってあげるのも良いですね。飴玉・チョコレートなど、子供に合わせたちょっとしたご褒美も効果的です。
④ゲームをやめるかわりに本やビデオ・テレビを時間を決めて見る行為はOK行為です。
この時、閲覧時間内にすっきりと内容に区切りがつくように(見れたという達成感があるように)設定しましょう。もちろん外で遊ぶことは、もっと理想的な行為です。
もし子供がゲームの依存症になってしまった場合、親のあなたは、子供は自分で自分を制することができないと考えましょう。決して子供の性格の問題や根性の問題ではありません。自分に厳しくできる親ほど、子供が自分に甘いと考えて、ただただ叱りつけたり、上から軽蔑した言葉を浴びせかけたりしてしまいがちです。
そうではありません。子供がゲーム依存症になったのは、何かと理由をつけて、ゲームに子育ての手伝いをさせたあなたの責任なのです。この自覚が、子供をゲーム依存から遠ざけるための、まず第一の出発点なのです。
ゲームがなくてもすることはたくさんある!
ゲームは楽しいです。でも気分転換に、月に何回かで良いのではありませんか?ゲームしか考えられない、ゲーム依存の状態にあるからこそ、空いた時間にすることが思いつかないのです。
これは何も子供のことだけではありません。大人でもドキッとする人はいると思います。
ゲームしかやらないくらいなら、永遠と映画鑑賞をする方がずっといいのです。そのくらいゲームが脳に与える影響は危険です。昔はなかったゲームが、これだけ市場を拡大していることが、ゲームに依存する人が増えた証拠です。
自分の考えを持ち、夢を描き、その為に必要な努力をし、自分の未来を切り開ける、健全で健やかな大人に成長するために必要なものは、ゲームではないのは確かなことだと、私は思います。
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