ハムスターの長毛種をお迎えする準備
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ハムスターには長毛種と短毛種がいる
ハムスターが大好きな方なら、いろいろな種類のハムスターをご存知の方は多いと思います。
今日書かせていただくのは、ゴールデンハムスターの長毛種について。
短毛種のゴールデンハムスターは、田舎でも普通に販売されているので、ペットショップではよく見ることがあると思います。
ですが私の住んでいる田舎では、なかなか長毛種に出会うことは少なく、貴重なハムスターになってきます。
長毛種とは、通常よく見かける短毛種のハムスターとは違い、顔周りや胴体など全体的に毛が長くふわふわです。
こんな長毛種のハムスターをお迎えするにあたっては、通常のハムスターをお迎えする時とは少し違うポイントがいくつかあります。
長毛種ハムスターのお迎えにあった方が良い物
まず、新しくハムスターをお迎えしようとお考えの方であれば、おそらく基本の準備物はもう調べておられるかも知れませんが、念のためざっとご紹介していきます。
ケージ、水入れ(ウォーターボトルなど)、エサ入れ、寝床用の小屋等、トイレ、トイレの砂、床材、回し車(必ずではなく、考え方によります)、餌、かじり木(寝床の小屋が木材でない場合)、暖房器具(パネルヒーターなど冬に使用)、室内のエアコン設備
だいたい上記の準備があれば、ひとまずはお迎え出来るといっていいでしょう。
ただ長毛種のハムスターの場合は、これにあった方が良いポイントがいくつかあるんです。上記の中では床材です。
【関連記事】ハムスターの床材選びとアレルギーとの関係
長毛種のハムスターは、おしりの毛なども長く、その毛質は細くふわふわです。そのため、床材が毛足に絡みついてしまいがちです。特に木材チップの床材になると、取り除くのが結構大変です。
そのため、長毛種にハムスターをお迎えする場合、アレルギーなど関係なく紙タイプの床材を使用する方が、毛足に絡みにくく、絡んでも取り除きやすいのです。
その他にあった方が良い物として、私がおすすめするのはブラシと毛玉ケアです。
こちらについては、以下に別途ご説明します。
長毛種ハムスターのブラッシング
長毛種のハムスターの毛は細くふわふわです。そのためたとえ紙の床材を使用していても、結構毛足に床材が絡んだり、毛自体が絡んでしまったりしてきます。
もちろん、ハムちゃん自体が自分でも毛づくろいはするのですが、なかなか難しいのは想像していただけると思います。
そのため、毛を絡ませず、美しい毛並みを保つため、ブラッシングにならしておくことは、良いことですし、飼い主とのスキンシップや遊びの一つになると思います。
ただ馴れてないハムスターに、どうやってブラッシングなんてするの?と、思われるかもしれませんよね。
実際、ハムちゃんのほうだって「何すんねん?!」っと迷惑そうな顔をするかも知れません。
そこで、まだ完全に馴れてないうちは、柄の長い歯ブラシを使ってブラッシングの練習をし、膝の上などで大人しくさせてもらえるようになれば、100均などで売っている爪洗いブラシや、靴のお手入れ用のブラシなど、すこし幅の広いブラシをつかって、優しくブラッシングをしていかれると良いでしょう。
歯ブラシでブラッシングをすると、遊んでもらっていると思って、歯ブラシを奪いにきたり、結構楽しかったりしますよ♪
毛玉ケアについて
私も今からお話する内容については、まだ経験がありませんし、経験したくないのが本音です。
ですが、ハムスターの病気の1つに腸に毛玉が詰まり、亡くなってしまう病気があります。
実はこれについては、よく冬場に床材に綿を使用してしまっている飼い主さんのハムちゃんに聞かれるのですが、調べてみると、長毛種のハムちゃんも、毛づくろいの際に、長い毛を飲み込んでしまう場合があるので、毛玉が消化されずに腸に詰まってしまうという症例があるようです。
【関連記事】ハムスターの防寒に綿は使わないで!
うさぎさんを飼われている飼い主さんは、よくご存じのようですね。
そこで、私もその予防と思い、ウサギさん用の毛玉ケアを我が家のハムスターにも食べさせています。これは毛(タンパク質を酵素の力で分解し、腸で溜まってしまわず排泄しやすくするものです。各社いろんなものが出ているようですので、興味のある方や心配な方は、準備してあげると良いのではないでしょうか。
ただ、上の写真はウサギさんのものなので、かなりハムちゃんには大きいです。そこで、私は金づちで砕いて、小さいかけらを毎日1かけら与えています。
長毛種のハムスターは、見た目が短毛種にはないぬいぐるみ感で、本当にかわいいです💕
飼育にあたっては、少しでも美しく快適で、もちろん健康であってほしいものです。皆さんも機会があれば、長毛種ハムスターをお迎えされてみてはいかがでしょうか♪
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