ハムスターのストレスサイン①
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ハムスターの性質とは?
ハムスターの飼い方について調べてみたことのある方なら、インターネット上には、ハムスターについてのいろんな情報があり、どれもだいたい似たような内容が書かれていることをご存知でしょう。
今から私が書くこともよく見かける内容かと思いますが、初めてハムスターを飼う方にとっては、誤解があるんじゃないかなと思う時がよくあるので、あえて書かせていただこうと思います。
ハムスターはとても敏感で、びびりちゃん。とても臆病なんです。そのため、SNSで紹介されているような手乗りのハムスターになるまでは、ハムスターによって異なる時間がかかるのです。もっと言えば、必ず手乗りになるとは限りません。
(参考記事)ハムスターが動かない!フリーズって大丈夫なの?
急に驚かせるだけで、死んでしまう子もいるくらいに、とても臆病なので、とにかくハムスターファーストの姿勢をもってお世話をする必要があります。
手乗りにならくても可愛がることができ、最後までお世話できるかどうかをよく考えて飼うことを決めて下さいね。
ハムスターを手にのせるまで
ハムスターを手にのせるまでには、ある程度の期間とやり方の知識が必要です。方法は、こちらにも詳しく書いていますので、良ければ参考にしてみて下さい。
(参考記事)ハムスターをべた慣れにしたい!そんな時は?
ハムスターが自分から飼い主の手に興味を持って、寄ってくるようになるまでは、無理なことはしないようにしましょうね。
それから、ハムスターを触れるようになっても、きちんと事前に手洗いをするなど、準備をしましょう。その理由は↓こちらをご覧くださいね!
(参考記事)ハムスターを触る前には、きっちり手洗い!
ハムスターが手に乗ってくれるようになってきたら、5~10分くらいの短時間で触れ合うことを毎日の習慣にしていきましょう。せっかく慣れてきても、毎日触れ合わなかったら、忘れられてしまいますよ。
ハムスターのストレスサイン
ハムスターのストレスサインはいくつかありますが、今日お話しするのは、手の中でわかるストレスサインです。
すごく慣れてきて、部屋んぽ(お部屋内でのお散歩)なども出来るようになってきてからではなく、今からのお話は、初期の場合です。
最初のうちは、両手でハムスターの体を包み込むようにすくい上げるのですが、初期の場合は、たいていじっとしています。様子をみて警戒をしているのです。
しばらく抱いていると、もぞもぞと手の平から逃げようとしてきます。まだようやく手の平に乗せられるようになったくらいの時期は、このもぞもぞが始まると、ケージに帰してあげましょう。
ここで強引に抱っこを続けると、一度捕まると逃げられないと覚えてしまいます。この手は安全で優しいと感じてもらうためには、もぞもぞはハムスターのストレスサインと考え、初期特有のストレスサインもぞもぞは、見逃さず優しく「そろそろ帰ろうね」とそっと帰してあげましょう。きっとケージに戻ると、一目散に離れていくはずです。
もぞもぞサインに気をつけるのはいつまで?
ではこの初期のもぞもぞサイン、ハムスターのストレスサインに敏感でいなくてはいけないのはいったいいつまででしょうか?
私は、基本的にいつまでもだと思っています。
体調不良のときもありますので、早く帰りたい理由はさまざまです。慣れてきていても、早く帰りたい時はあるというわけです。
ただ、このもぞもぞが、好奇心にかわってくる時期があります。帰りたいのではなく、もっと違う場所に行きたいと感じて、手のなかから出たがってくるのです。そういう時期になると、もぞもぞしているから、ケージに帰そうと思って連れて行くと、ケージに入りたがらなかったり、すぐにまた出して欲しいとアピールしてきますので、すぐにわかるようになるのです。
出して欲しいというから、ずっと出しっぱなしになると、飼い主の生活にも負担が出てきますので、その頃になると、部屋んぽの準備が始まるという時期ですね。
ケージ以外の広い所で遊ばせてあげて、時間が来たら帰るという生活習慣をつけてあげる時期が近づいてきたと考えると良いでしょう。
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