ハムスターが歳をとってきたら考えたい事
スポンサーリンク
ハムスターが2歳の誕生日を迎えました!
我が家では、ジャンガリアンハムスターを2匹飼っています。どちらも2018年4月下旬にお迎えしました。
ただはっきりとしたお誕生日はわからないので、4月1日がお誕生日ということにしています。
ハムスターの寿命は短く、だいたいが2~3年です。
そのため2歳を過ぎるということは、もう随分なお年寄りということになりますね。
同じ歳の我が家のハムスター、ころんとくるんですが、ころんは今まで2度も大きな命の危機を乗り越えてきたので、もう1匹のくるんより老いの進行が速いようです。
というのも、最近はとても痩せてきて、一番体重があった時に75gもあったのが、いまや30gを切りつつあります。
そう、半分以下です。
【関連記事】ごはんを食べないハムスターが腎臓病?!ころんの場合
ただし痩せているから先に亡くなるとも限りません。
元気であればその分元気に動き、心臓の鼓動は多く打つ可能性が高いわけですから、突然亡くなってしまうということも、当然覚悟しておかなければいけません。
いづれにせよ、動物をお迎えするということは、その動物の最期まできちんと責任をもち、愛し続ける覚悟をもつということなのです。
歳をとったハムスターのためにしてあげたい事
ハムスターが歳をとってくると、考えてあげないといけないことが色々とでてきます。
もちろんハムスターによって違うものもありますが、共通するものもあります。
まずホイールや段差は、極力なくし、人間と同じくバリアフリーのこじんまりした環境が望ましいと感じます。
というのも、我が家のころんは、はじめ2階建てのケージに住んでいましたが、歯に不正咬合が発生し、金網のあるケージではなく、ガラス張りのグラスハーモニーに変更しました。
ところがそれだけでは不安がぬぐえませんでした。
餌皿を置けるようになっている小屋から、見事に落下したのです。その様子は次のYouTubeをご覧くださいね。
幸い上手に転がり、ケガはありませんでしたが、細い細いハムスターの足。骨折でもしたら大変です。
で、結局グラスハーモニー内も、バリアフリー化し、現在に至ります。
おかげさまで、ころんも快適に過ごしているようです。こちらの様子は次のYouTubeでどうぞ!
食べられるものにも変化が出てくる
歳をとってくると、食べられるものにも変化が出てきます。
例えばひまわりの種の殻が剥けなくなった。これは、全てのハムスターがそうなるということではありません。
人間と同じで歳を重ねても、足腰が強い人もいれば、歯が丈夫な人もいます。
ですが、やはり歳をとると、あんなに大好きだったひまわりの種の殻が剥けない子が出てくるのです。
我が家では、不正咬合をおこしているころんは、もうずいぶん前から殻が剥けないので、私が剥いてやって与えています。
【関連記事】ハムスターが歯の不整合(不正咬合)を理由に、ごはんを食べない場合
この次の段階へ行くと、ペッレットも砕けなくなってきます。
そうなるとペレットも奥歯のみで噛める大きさまで砕いて準備してあげる必要があります。
ハムスターは16本の歯があり、前の上下4本で食べ物を食べやすい大きさに削ったり、噛みちぎったりして、あとは奥歯ですりつぶして食べているのです。この奥歯が丈夫な間はそれでも砕いてあげれば、今まで通りのフードでイケます。
ただ、奥歯も次第に弱くなってくる子があります。
そうなると、粉状にしたものや、ふやかしたものを与える事になります。
我が家のころんは今、ふやかしの一歩手前かなといったところです。参考までに、写真のお皿をご覧ください。
ころんのある日の食事です。
上の写真をご覧いただいてわかりますように、すべて前歯を必要とせず、奥歯で食べられる状態になっています。
ころんはこの状態でないと、食べることができません。
ハムスターも介護が必要?!
毎日のお世話は、徐々に大変になってきます。そう、ちょうど人間の介護のようです。
セルフグルーミングで、いままではきちんとキレイに体を保てていたのに、下痢でもないのにおしりにウンチがこびりついてしまったりすることも出てきます。そのままではいけませんから、飼い主が拭いてあげないといけなくなります。
そういった人の手が必要になるハムスターも出てくることを知っておいてくださいね!
愛しい我が子のような存在のハムスターの生涯が、最期まで輝くように、飼い主さんは温かく見守ってあげたいものですね♡
スポンサーリンク