三人のうちの一人?恐ろしく顔の似た人に会った!
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世の中には似た顔の人が三人いる!
科学の世界では、世の中に似た顔の人が三人いるという事実は証明されているんだそうです。ですが世界人口は70億人もいると言いますから、その中の三人が出会うことなんて、滅多にあるもんではないでしょう。
ところがです!私は先日、学生時代のクラスメイトのそっくりさんにスーパーで出会ってしまいました。
最初は本人かと思うほどでしたが、そうではありません。その方はとても若いんです。自分も歳をとっているのに、元クラスメイトは同級生ですから、当然同じ年代のはず。おそらく赤の他人です。
もうなんだかドキドキして、まるで「家政婦は見た」の市原悦子さんのように、少し離れて横から、正面から、斜めからと、なんども確認してしまいましたよ(笑)!
特別仲の良いクラスメイトではなかったのに、こんなに興奮するんだから、もし自分や家族のそっくりさんだったら、きっと声をかけてしまうだろうなと思うと同時に、その日のあやしい自分の行動を客観的に思い出して、恥ずかしくなりました。
科学的には、顔の特徴を決める遺伝子の数というのは限られているため、血統が近かったり、同じ民族同士だったりという条件が揃えば揃うほど、顔が似てくる確率は高くなるとのこと。
顎の骨格が似ていると、声まで似てくるといいます。
自分と似た人に会うと死ぬ~ドッペルゲンガー
みなさん一度は、「自分と瓜二つの似た人に会うと死ぬ」という話を耳にされたことがないでしょうか?これはドッペルゲンガーと言われます。
ドッペルゲンガーは、自分自身の姿を自分の目で見てしまう幻覚の一種と考えられ、「自己像幻視」とも呼ばれます。
統合失調症のような精神疾患のある患者、脳腫瘍のある患者にも事例が多く、このことからも「幻覚」と定義されるようになったのでしょう。
ですがこのドッペルゲンガー、解明できていないことが多すぎて、まだ謎が多いんだとか。
例えば自分自身の姿を自分で見るだけではなく、同一人物が同時に別の場所に現れたり、さらにはその人物の姿を複数の第三者が目撃して確認していて、幻覚では片づけきれないという散らかりようなんだそうです。
たくさんの人が経験しているドッペルゲンガー
有名人の中でも、たくさんの人がドッペルゲンガーを見ていると記録されています。
例えば、アメリカ16代大統領だったリンカーン、ドイツの詩人ゲーテ、イギリスの女王エリザベス1世、日本だと芥川龍之介など他にもたくさんの人の記録が残っています。
この人たちのほとんどが、ドッペルゲンガーを見たことを誰かに伝えた後間もなく亡くなっているため、「自分と瓜二つの似た人に会うと死ぬ」という都市伝説につながったのでしょう。
現代では、自分と顔が瓜二つの人を探すインターネットサイトなんていうのもあり、そこで知り合った二人が仲良く写真に納まっていたりもするので、あくまで他人の空似。恐怖を感じることはないでしょう。
ただ似た顔の人とドッペルゲンガーは少し違っていて、ドッペルゲンガーは現れても基本は、周囲の人とコミュニケーションはとらないそうです。そのことから超常現象説も根強くあります。
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幻覚とは説明のつかないドッペルゲンガー
幻覚では説明がつかないドッペルゲンガーとしては、哲学者として有名なピタゴラスは、ある同じ日時で、イタリア半島のメタポンティオンとクロトンという二つの場所で、大勢の人に確かに目撃されていて、幻覚では説明がつかないドッペルゲンガーの例として有名です。
またフランス人教師のエミリー・サジェという人のドッペルゲンガーは、さらに説明のつかないドッペルゲンガーの例として有名です。教師である彼女は、教え子から「二人の先生」と呼ばれていました。
彼女自身はドッペルゲンガーを見ていないのにも関わらず、子供たちは何度も彼女のドッペルゲンガーを目撃しているどころか、授業も受けていたというのです。
エミリー・サジェは、このことを気味悪がった親からの申し出により、20回以上も教師の職を転々としたといいます。
確かにピタゴラスやエミリー・サジェの例では、精神疾患や病気による「幻覚」とは言えませんし、超常現象というにもちょっとしっくりきませんね。
類似性の法則を利用してハッピーに!
もし自分が似た顔の人に出会ったらと考えると、ドッペルゲンガーのようにちょっぴり怖い気もしますね。ですが似た顔を持つ本人同士が偶然出会う確率は本当にわずかです。
心理学には「類似性の法則」というものがあり、人間は性質上、同質のものを否定できないものだといいます。つまり自分の顔も含め、ファッションの好み、趣味、生年月日や生まれた所、血液型などなど、自分と似ている人には、好意を抱く傾向が強いということがわかっています。
新しく出会った人に話しかける時って、何から声をかけよう?と悩むことはありませんか?
そんな時は、相手と共通点のありそうなことを聞いてみましょう。もし共通点が見つかれば、即座に息がぴったり合って、仲良くなれる確率は高くなるはずですよ。
新しい友達作りやお仕事での営業トーク、コミュニケーションをとるために知っていて損はしない便利な豆知識ですね。
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