爆笑!ああ見間違い!ブタパラダイス事件!
スポンサーリンク
もうずいぶん前のことになるのですが、とあるショッピングセンターへ一人で買い物に行き、レジを打ってもらっていた時のこと。
最近は耳にしなくなりましたが、当時は一品一品「いちご1点」「卵1点」「食パン1点」というように、声に出しながらレジを打つ店員さんが結構いて、私もそんな店員さんに担当してもらっていました。
「ブタパラダイス1点!」
「えっ?!何???」と思ってレジの表示を見ると、そこには「ブタバラスライス」の文字が(笑)!店員さんの見間違いがツボにはまり、その日一日、にやにや思い出し笑いを繰り返したことを思い出しました。
見間違いって、どうして起こるの?
私たちは通常、実際に物を見ても、写真のようにそのままを認識してはいません。目に映った情報を、頭の中でもう一度再現して認識しています。
見間違いというのは、その頭の中での再現の途中で起きているのです。見たものに足りないと思えるものを想像したり、見えにくいものを推測したり、しっかり見てない時でも、これまでの経験から判断したりといった、人の「思い込み」が作用します。
自分で書いた文章の誤字脱字に気付けなかったり、テストの時、きちんと見直したはずなのに、うっかりミスに気付けないというのも、「思い込み」が作用していることが多いと言えます。
錯誤行為って何?
錯誤行為とは、自分では無意識で自覚がない潜在意識が、言い間違いや聞き間違い、見間違いなどによって表れることです。簡単に言えば、無意識に本音が表れるということです。
錯誤行為にはいくつかパターンがあります。
①
あるドイツの衆議院議員が、議会の開会を宣言する際に、「これより議会を閉会します。」といったそうです。これは早く帰りたいという本音が作用していると考えられます。
②
話の最中に、上司を呼び捨てにしてしまい、相手を低く見ていたり、嫌っているという本音が露呈することもあります。
③
何か後ろめたい気持ちがある時に、よく似た言葉を聞き間違えることもあります。例えば、「浮気」をしている人が、「あなた、上着は?」と呼びかけられて、ドキッ!とするというようなことです。
内向的で、普段から気持ちを抑えている人に多いといいますので、当てはまる人は気をつけないといけませんね。
「空耳(そらみみ)」の目バージョン、「空目(そらめ)」
「空耳」という言葉はみなさんご存知ですよね。実は「空目」という言葉もあるそうなんです。
空目も空耳と同じように、そこに存在してないものを見たと思ってしまったり、実際には見えているのに、見てないと思ってしまう見間違いのことです。
インターネットを「空目」で検索してみると、爆笑してしまうものがたくさん紹介されていますので、一部ご紹介しますね!
・「謝礼」とかいてあったのが、「謝れ」に見えて焦った。
・「もちこみ厳禁」が、「もこみち厳禁」にしか見えなかつた。
・「※税抜き」が「必殺技」に見えた。
・「ロータリー」を「ロリータ」と見間違えた。
・トラックに右側から読む文字が「トマトケチャップ」と書いてあったが(「プッャチケトマト」)、左から見て「ぶっちゃけトマト」って何?って思った。
・「はてしない」を「はしたない」と見間違えた。
見間違いに気をつけよう!
リラックスタイムに、他人の見間違いの記事を読んでいるだけなら大爆笑で済みますが、仕事など笑えない時に、見間違いで失敗したら大変です。
言葉を発する時と同様に、思い込みを捨てて、一呼吸おいて、大事なことは焦らずよ~く確認しないといけませんね!
スポンサーリンク