睡眠不足は良いこと無し!あなたは大丈夫?
スポンサーリンク
定期的に起こり始めた体調不良
突然ですが、最近私、よく風邪をひきます。熱も出ます。しんどいです。
普段はいたって健康なのに、最近定期的に体調不良を引き起こすようになりました。
なぜこうなったのか?原因はわかっています。睡眠不足です。
娘が中学生になり、生活のリズムも少々変わりました。娘は、部活動で帰宅も遅く、さらにその後宿題も多い。
そして究極は定期的な学校の試験…。中間・期末・実力テストのテスト勉強です。
「いや、でもそれは娘の話でしょ?」と思われた方がほとんどでしょう。ですがうちの娘、私に「一緒に起きといて」と言うのです。そして私も過保護でダメな母…。
娘のごり押しを拒めずに、勉強を教えながら付き合うハメになっているのです。
また娘は結果のでない塾をやめ、今は私が勉強を教えています。(こんな私ですが、実は学生時代はアルバイトで家庭教師をしていたため、一応経験者なのです。)
そういった経緯で、テスト前は尚一層、寝るのが遅くなります。
睡眠不足になると、どんな不調が起こるのか?
睡眠不足になると、私の場合はすぐ風邪をひきます。そして太ります。
一般的に言われている睡眠不足によって引き起こされる症状には、次のようなものがあります。
・日中の眠気
・免疫力の低下
・新陳代謝の低下(肌荒れなども)
・太りやすくなる
・血圧の上昇
・判断力の低下
・気持ちの不安定化
・記憶力の低下
・体のバランス感覚の低下
・注意力の低下
・アルツハイマー型認知症リスクの上昇
ざっと上げるだけでも、たくさんありますね。まだまだ他にもあるんですよ。
睡眠不足のデメリットにアルツハイマー型認知症のリスク?!
私が一番恐れる病気の1つが、アルツハイマー型認知症です。
実は目次のページにも書いているのですが、私の実の父は若年性アルツハイマー型認知症と診断され、もうかれこれ10年くらいになります。
アルツハイマーの父を知っているからこそ、自分は絶対になりたくないのです。
(関連記事)<目次のページ>疑問・不思議・これってどうなの?
睡眠中には、脳の中ではいろんな作業が行われています。
記憶の整理を行ったり、脳内の有害物質の除去作業などがそれです。
アルツハイマー型認知症の原因となる、アミロイドβタンパク質という物質も、実は睡眠中の除去作業でお掃除されるものの1つです。
しかし睡眠不足により、このアミロイドβタンパク質の除去作業が行われず、脳内に蓄積されてしまうと、アルツハイマー型認知症の発症リスクを高めてしまいます。
睡眠不足になると部屋が散らかる?
睡眠不足が続いている時、なんとなく机の上が散らかったり、部屋が片づけられなかったりといった経験はないでしょうか?
これはもちろん疲労ややる気の低下も原因の1つなのですが、きちんとした睡眠を確保するだけで改善されることもあります。
睡眠不足になると、注意力も散漫になります。セロトニンというホルモンの分泌量も減り、気持ちも不安定になります。そして判断能力も低下するため、例えば買い物に行って帰ってきた時や、郵便ポストにたくさんの郵便物が投函されていた時に、それをどのように片づければよいのか考えられなくなったり、面倒くさく感じてしまうのです。
そしてやってしまうのが、「とりあえずここに置いておこう」という行動です。これが続くと、2~3日で部屋や机の上は簡単に散らかってしまいます。
スポンサーリンク
睡眠不足になると太る!めっちゃ困る!
睡眠不足の時「あ~!何か甘いものが食べたい!」と感じたことはありませんか?これは脳の疲労により、直接のエネルギーとなる糖質を欲するからです。
また睡眠時間が5時間未満の人は、睡眠時間が7~9時間の人と比べて、50%も太りやすいとするデータもあります。
これは睡眠不足になることで、食欲を抑えるホルモンであるレプチンが減少し、逆に食欲を増進させるグレリンというホルモンが過剰に分泌されることも原因の1つです。
そして睡眠中には成長ホルモンという、その名の通り成長に必要となるホルモンが分泌されるのですが、この成長ホルモンには、脂肪を燃焼させる働きもあるため、睡眠不足により成長ホルモンが減少してしまうと、太りやすくなるわけです。
睡眠不足はどうやって防ぐ?
私のような娘をもった場合には、娘に「一緒にいるから、横で寝させて」と懇願するくらいしか思いつきませんが、皆さんはしっかり睡眠をとってくださいね。
ただ寝るというのではなく、質の良い睡眠が大切です。
寝る前の飲酒や遅い食事も睡眠の質は低下します。また現代的な所で言えば、寝る前にスマホをいじるのもNGです。スマホから発せられるブルーライトは、睡眠を促すホルモンであるメラトニンを減少させてしまいます。メールチェック程度でも、エスプレッソ2杯分のカフェインを摂取した時と同じくらいの刺激があると言われているんですよ。
睡眠不足になった時の対策は?
でも生活していると、色んなことがあって、睡眠不足になることも多いものです。
そんな時はどうしたらよいのでしょうか?
・できるだけ日中に10~15分でも効果があるので、仮眠をとる。
・光を浴びるようにする。
・背筋を伸ばす。
・休日に2~3時間だけ寝坊をする。
寝だめはできないと言われていますが、平日に睡眠時間が少なくなりがちな人は、週に1度でも2~3時間の寝坊をすることは良いことなんだそうです。
ただそれ以上、とくに正午を回ってしまうと、体内時計がくるってしまうので、かえって疲労感が増してしまう原因になるといいます。
またお昼寝や仮眠の前にカフェインを摂取してから眠ると、起きる時にシャキッと活動再開ができると言われています。
カフェインを摂ると眠れなくなるんじゃない?と思われるかも知れませんが、カフェインが効いてくるのは約30分後です。お昼寝や仮眠は15分前後が理想ですので、起きたら効いてくる感じになり、ちょうどいいのです。
またカフェインの覚醒効果の持続時間は3~4時間と言われているので、上手に利用すれば、絶対に眠れない勉強や仕事の合間の仮眠にはちょうど良いですね。
(関連記事)寝ちゃダメな時ほど眠くなる!眠気対策!
さて次のテストこそは、体調を崩さないように、私も作戦を立てなければ!
スポンサーリンク