眠る時には理想の姿勢ってあるの?
スポンサーリンク
パパのお昼寝姿に思わず?!
先日、主人がお昼寝をしていた時のことです。
ふと主人を見ると、主人が面白い姿でお昼寝をしておりました。
うつぶせに頭をクッションで支え、体は横に添えられた腕とともに、ピーンと伸びています。
クッションにうずめられた頭の、特におでこの辺り一点を支えに寝ている姿がめちゃめちゃ面白く、「よくあんな姿勢で眠れるもんや!」と、息子と二人思わず爆笑してしまいました。
眠る時に理想的な姿勢ってあるの?
ところで起きている時は、背筋をしゃんと腰骨を立てて、胸を張ってというのが、良い姿勢と学生時代には事あるごとに叩き込まれてきました。
では寝る時はどうでしょう?皆さんはいつも、どのような姿勢で寝ていますか?
と言っても、寝ている時なので、自分自身では確実なことはわからないですね。ですが寝入る時なら、寝やすい姿勢などがあるのではないでしょうか?
(関連記事)寝言が多いのはどうして?
眠る時には、理想的な姿勢というものはあるのでしょうか?
私たち人間は、起きているときに重たい頭を支え、首に相当な負担がかかっています。
この首への負担から解放されるのは、通常体を横たえた時だけになります。なので眠る時に理想的な姿勢の一つ目は、首への負担を無くし、しっかりと首や首回りの筋肉を休ませてあげる姿勢であるといえます。
これには枕の高さや質なども重要ですね。また変に首がねじれた状態で横になることも避けたいものです。首の疲れを休ませるということを意識した姿勢が理想です。
(関連記事)パパ、睡眠中に足がつる!の巻
次に私たちの体内には、常に血液やリンパ液が循環されています。しかしこの循環には、体の動きも非常に大切です。眠っている間に寝返りをうつというのは、この体液の循環にも非常に関係があると言われています。
寝ている間にも体液が滞ることなく循環していないと、起きた時に体がだるくなったり、むくんでしまったりといったことが起こる場合があります。そのため眠る時の理想的な姿勢の二つ目は、寝返りをうちやすいことです。
狭い場所に挟まって寝ると安心するという人は、案外多いと言いますが、それでも寝返りができる方が、体のことを思うと良いのです。理想的な寝姿勢では、この2点が最重要ポイントになります。
うつぶせ寝はどうか?
主人は先日、見事なまでのうつぶせ寝を披露していましたが、実はあまり良い姿勢とは言えない場合があるようです。
危険なポイントは、胸部への強い圧迫と、酔っている場合などは、嘔吐物が詰まりやすくなること、歯並びやあごへの影響、特に乳幼児の場合は「乳幼児突然死症候群(SIDS)」の発症率が高まるというデータもあります。
しかし大人を対象として一部では、内臓が本来の動物的で自然な向きに納まり、健康に良いと言われる方もあります。
結論は出ていませんが、寝返りを打つためのスペースをきちんと確保できていることと、同じ点ばかりが負担となり、顎関節症や歯並びに影響しないように注意するということです。
(関連記事)睡眠不足はデメリットだらけ!あなたは大丈夫?
横向きに寝るのはどうか?
横向きに寝ることは、妊婦さんや睡眠時無呼吸症候群の方にはメリットがあるようです。横向きだと舌で喉をふさいでしまうことがありません。なので睡眠時無呼吸症候群にはちょうど良いのです。
また妊娠中は、さまざまな身体の変化により胃腸の動きが悪くなったり(右半身を下にする)、血液やリンパの流れが悪くなり、むくむことも多くなります。(左半身を下にする)
何よりお腹が重い!そんな時は抱き枕などを使って、適度に体を支えながら横向きに寝ると良く眠れます。
ただし、寝返りは適度にしておかないと、体が歪んだり、寝違えたりもしますので、気をつけて下さいね。
(関連記事)早く眠りたい時数えるのは、どうして羊なの?
眠る時の理想的な姿勢の結論!
寝返りが打ちやすく、尚且つ首への負担をかけないこと。
長時間同じ姿勢ばかりにならなければメリットも多い横むきか、もしくは仰向けで寝返りしやすいようにスペースを確保した姿勢が理想的ということになるでしょう。
したがって主人のお昼寝の寝姿は、もろ首に負担がありますので、アウト!
眠っていて知らないうちでも、私たちは本能的に寝返りを打ちます。それが体にとって必要だからです。
なので寝返りを邪魔することの無いように、ベッドの上にぬいぐるみなど大きなものを置かず、首が楽になるように、自分に合った枕を使うようにしましょう。
スポンサーリンク