入浴で自律神経を整える!カラスの行水もこうすればOK!
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入浴で自律神経を整える!
「あ~!疲れた!」
一日がんばった日は、しっかりと疲れをとりたいところです。そんな時に疲れを一瞬で緩和してくれるのが、入浴です。
入浴することにより、私たちの自律神経は一気に整えられ、スムーズな眠りへと導いてくれます。
自律神経は私たちの体で、意識することなく働いてくれている神経です。心臓が意識しなくても動いたり、食べ物が消化されたりするのも、自律神経があってこそなのです。
自律神経には交感神経と副交感神経があり、疲れをとってリラックスするためには、副交感神経が優位になる必要があります。
入浴をすることで、副交感神経が優位に働くスイッチを入れ、スムーズに質の良い眠りを迎えましょう。
入浴には温度が大切!
入浴で自律神経を整え、副交感神経を優位に導くためには、入浴の際のお風呂の温度が大変重要になります。
よくぬるめのお湯にゆっくりと浸かるといいといいますが、その温度は何度くらいが良いのでしょうか?
それはずばり、39℃から40℃程度!42℃になると、せっかく入浴しても交感神経を刺激してしまい、頭がしゃっきり!戦闘モードになってしまいます。
朝ならそれも良いかも知れませんが、それでも高温の入浴は、血圧も上がりますし、特に年配の方にはおすすめできない入浴法と言えるでしょう。
若い方でも、高温で入浴される時は、お風呂から出る時に、そお~とゆっくり立ち上がり、銭湯や温泉などでは、端の方まで行ってから、ゆっくり立ち上がるように気をつけて下さいね!
広い温泉の真ん中で急に立ち上がって起こる事故は、意外に多いそうですよ!
烏の行水ならどうする?
疲れはとりたいけれど、実は私は自他共に認める、烏の行水女です。とにかく長い事お湯につかっていれません。こんなタイプの方は、入浴の効果は得られないのでしょうか?
実は、ゆっくり入浴できる人は、ぬるめのお湯でみぞおち程度の深さのお湯に、20分くらいつかると良いそうです。
ですが、そんなにお湯に浸かっていられない烏の行水派の方は、本来烏の行水というのは、熱いお湯にさっと浸かるものですが、それでは体に良くないので、同じさっと浸かるのでも、39℃~40℃くらいのぬるめのお湯で、首までつかるようにします。
こうすることで、入浴により水圧のマッサージ効果が得られます。この水圧の効果は、血の巡りにも影響しますので、首までつかることが良いのです。
ぬるめのお湯で、首までつかることに加え、出来ればしっかり足をのばして入浴できる広いお風呂が良いでしょう。こうすることで、血の巡りは促進されます。
自律神経も、シャワーだけで済ませた時とは違い、ぬるめのお湯にゆっくり使った時ほどの効果はなくても、リラックス効果という意味では効果が得られます。
烏の行水は悪いわけではない
烏の行水は、決して悪いわけではありません。特に年配になると、入浴自体が体に与える効果が大きいだけに、高温のお湯に浸かると、血圧が上がってしまったり、それに伴って血管系疾患の起きるリスクが上がりやすいので、注意が必要になるのです。
高温での烏の行水ではなく、ぬるめの温度での烏の行水は、程度の違いはあれど、リラックス効果が得られる習慣としては、まずまずの良い習慣なんですよ。
例えば受験生が、勉強の合間にお風呂に入る時などは、むしろ烏の行水にしておくと、よい気分転換になります。
長く入ると眠くなりがちですが、烏の行水でしたら、リラックス効果でよい休憩になります。交感神経を優位にしたいなら、動作はゆっくり気をつけて、少しお湯の温度を上げて41℃にしてもいいかもしれません。
もちろん血管系の疾患のある方は、高温の入浴は厳禁です。
どうせ烏の行水だからと、シャワーだけで済ませることなく、烏の行水でもぬるめで首まで浸かる入浴法で入浴効果を得て、元気になりましょう♪
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