もう恥ずかしがらないで!大人女子の尿もれ対策!
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ウソ?!尿もれ?!
子供が幼稚園児の時、『よ〜し!お母さんが縄跳び教えてあげる!』と、張り切って飛んだその時!
『おや!?』
子供が尊敬するほどに飛べた後の満足感と引き換えに、下半身に何とも言えない気持ち悪さ(尿もれ)を覚えました。これが私の尿もれ初体験です。
正直ショックでした。恥ずかしくて、尿もれのことは誰にも言えませんでした。
そこで私は、自分で調べて何とかしてやる!と、心に決めました。
調べてみて初めてわかったのですが、こういった軽い尿もれは、30代以降の女性には決して珍しいことではないです。むしろ、恥ずかしいからみんな言わないだけで、ほとんどの女性が経験していると言ってもいいことなのです。
咳やくしゃみの時、私と同じ様に縄跳びやジョギングなどのスポーツをした時など、3人に1人は尿もれを経験したことがあるという、アンケート結果もあります。
尿もれの原因って何?
尿もれの原因は、骨盤底筋という骨盤の底にある筋肉のゆるみや衰えと言われています。
2人以上の出産経験や、肥満、加齢による筋肉の衰えも原因となることがあります。そして意外な事には、筋トレで腹筋など下腹部に圧を加えるトレーニングを継続的に行っている場合にも、尿もれの傾向があるということです。骨盤底筋は膀胱や子宮、直腸を下から支えていて、尿意や便意を覚えた時には緩み、排泄のコントロールにも関係しています。
便意や尿意を覚えた時に緩むということは、排泄が終わると締まらなければなりません。ですがその締まるという状態が、上手くいかない場合に尿もれが発生してしまうのです。
勢いよくくしゃみが出た時や、私が行ったようなジャンプなどの運動のように、負荷がかかった場合に尿もれを経験している女性が多いのです。
尿もれを経験したら、すぐ病院へ行くべき?
尿もれと一言でいっても、大きく分けて2種類あります。
・腹圧性尿失禁 咳やくしゃみなど、腹圧がかかるシーンで軽く失禁してしまいます。尿もれのほとんどが、このタイプと言われます。
・切迫性尿失禁 過活動膀胱とも言い、膀胱が過敏になっている状態で、『トイレに行きたい』と思ったタイミングで行っても、間に合わないという状態です。
切迫性尿失禁のように、日常生活に支障がある状態では、病院を受診して相談するほうが良いです。
ですが腹圧性尿失禁については、骨盤底筋を鍛えるトレーニングや減量などで尿もれの症状は改善されることも多いので、1年程度様子を見てもいいのではないかという見解が一般的です。というのも、骨盤底筋も筋肉ですので、手足の筋肉と同様、鍛えることが可能な筋肉なのです。尿もれに気付かないうちは、通常は骨盤底筋を意識して生活しないのが当たり前でしょう。でもトレーニングで鍛えることができて、尿もれが改善するなら、取り組んで見たいと思いませんか?
骨盤底筋トレーニングとは?
尿もれを改善するためのトレーニングには、骨盤底筋トレーニングというのがあります。
まずは骨盤底筋がどこにあるかを、実際に確認してみましょう。
椅子に座った状態で、両手のひらを上向きにして、お尻の下に入れます。
そうすると、指が固い骨の出っ張りに当たると思います。この骨を、坐骨結節と言います。
骨盤底筋とは、この坐骨結節の間に張っている筋肉です。では骨盤底筋を鍛える骨盤底筋トレーニングを行います。骨盤底筋トレーニングとは、肛門や膣を意識して、『しめる』⇒『ゆるめる』を繰り返すトレーニングです。
①仰向けの姿勢で、両膝を軽く曲げて足を肩幅に開いて力を抜きます。
②下腹部の上に片手を乗せ、10〜15秒程度肛門や膣をしめます。
③しめたあとは、力を抜いてゆるめ、45〜50秒程度リラックス。
④この『しめる』⇒『ゆるめる』の動作を10回ほど繰り返します。
このような骨盤底筋トレーニングを毎日続けて、尿もれの症状の様子を見ましょう。
早い人で2週間前後で違いが出てきますよ。
骨盤底筋トレーニングの実際の感覚がわからないなら
尿もれの改善のため、骨盤底筋トレーニングのように『しめる』『ゆるめる』のような動きがトレーニングになるといいますが、今一つどういう動きかわかりづらいという場合には、よくわかる良い方法があります。
そういう場合は、トイレに行った時、おしっこを途中で止めてみてください。
この時の動きが、『しめる』にあたります。
よく、検尿するときに、「中間尿をとってください」と注意書きがありますよね。尿漏れがひどくなってくると、このおしっこを途中で止めるということが、意外と難しいことに気付かれるはずです。
骨盤底筋トレーニングが効いているかどうかということも、このおしっこを止める動作によって、「しまる」という状況が確認できますので、実感することができるのです。
尿漏れは恥ずかしい?
私が感じたように、尿漏れというのは、やはりなかなかオープンに相談するような気持ちにはなれないものですね。中には一人で抱え込んでしまい、尿もれ・チョビ漏れを恐れるあまり、水分を控え過ぎたり、外出を控えてしまうなんて人も多いそうです。
尿漏れで悩む多くの女性の存在を裏付けるように、今では尿もれケア用品がたくさん販売されています。骨盤底筋トレーニングを行いながら、それらを利用すれば、日常生活には支障が無い場合がほとんどです。
尿もれを恐れるあまり、楽しい外出を控えてしまうなんていうことは、全くもったいない話です。尿漏れをケアしながら、スポーツもレジャーも、楽しむことが出来るんです!
尿もれケア用品は多彩!
尿もれ・チョビ漏れを気にして、生理用品で代用している人も多いんじゃないでしょうか?
生理用品と尿もれケア用品は、その目的が違っています。つまり尿もれには尿もれ専用のケア用品を使う方が、断然良いのです。
・生理用品 経血やおりものを吸収。
経血やおりものは、粘度が高くしっとりしている。
・尿ケア用品 尿は粘り気はなく、水のようなもの。
生理用品で代用している人の中には、かぶれてしまう人もいるそうです。
尿もれケア用品は、そもそも尿の吸収を目的にしているので、表面はサラサラで快適に過ごせます。種類もたくさんあるので驚きです!
パンティーライナータイプ(2CC〜10CC)
ナプキンタイプ微量用(5CC)
少量用(15CC)
中量用(50CC)
長時間快適用(70CC)
多くても安心用(100CC)
長時間安心用(150CC)
もちろんにおいの対策もバッチリで、商品ラインナップも日々進化していて、素材そのもののデオドラント効果があるものや消臭ポリマー配合のものもあります。
根本的な骨盤底筋のトレーニングを取り入れながら、尿もれケア用品を活用し、家に引きこもる事なく、毎日を楽しく快適に暮らしたいですね!
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