あまのじゃくな子どもに負けるな!お母さん大作戦!
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うちの子は基本あまのじゃく?!
「先に宿題しなさい!!」「早く準備しないと、学校送れるよ!」「お片付けしなさい!」などなど、母は毎日ガミガミ婆さんです。
ですが言えば言うほど、子供たちはダラダラしたり、「今は〇〇してるからムリ~」とか言って、かえって母の思うようになりません。うちの子供たちは、基本的にあまのじゃくなところがあります。
やれと言えば、しない。なのに「もう、いいわ。」というと、「い~やっ!絶対する!」なんて調子です。毎日疲れてしまいます。
あまのじゃくには心理作戦を!
母としては子供のことを考えて、あれこれ注意するのですが、あまりに聞いてもらえないと、こちらがストレスで参ってしまいます。そこで母は作戦を考えました。
心理学の分野にカリギュラ効果というものがあります。これは、学術的には心理的リアクタンス(反発)と言われます。母はこれを意識していこうと思うのです。1
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カリギュラ効果は簡単に言うと、禁止されるとやりたくなる心理的現象を指します。このカリギュラ効果を説明するのに、よく用いられるのが「鶴の恩返し」や「浦島太郎」のお話です。
「この戸をけっして開けてはいけませんよ。」と言われたのに、開けてしまうお爺さん。そして「玉手箱はけっして開けないでください。」と言われたのに、開けてしまう浦島太郎。どちらもダメと言われると、我慢できなくなってしまい、ダメと言われたことなのにやってしまうというものです。
具体的にはどのように?
まず私がよく子供たちに叫んでいるのが、「宿題(勉強)しなさい!」という言葉。
子供たちは、帰宅すると当然のんびりダラダラしたいものですから、なかなか宿題(勉強)に手をつけようとはしません。
今までの母は、気が狂いそうになるほど何回も「宿題済んだの?」「やることをしてしまってから遊びなさい!」などと言ってきました。
ですがこれからは、「もう宿題(勉強)したくないんだったら、しなくていい。宿題はせず学校へ行きなさい。」「い~い?絶対にしたらダメ。」しつこく言わず、きっぱり言い切ってやろうと思います。
ちなみに下の子には、ゲームをしたりタブレットを見る時に、ブルーライトカットメガネをかけるように言ってるんですが、これも普段は言う事を聞かすのがなかなか至難の業。どれだけ何回も言う事でしょうか。
でも今日はこう言ってみました。
「もう、メガネかけないんなら置いとき。目くらい悪くなっても一生メガネかければええやん。」と一言。
するとどうでしょう。かけてる!かけてる!すごい効果!
カリギュラ効果は、あまのじゃくには持ってこいの方法です。
カリギュラ効果は仕事でも使われている?
実は私たち、結構カリギュラ効果により、いろんな策略に乗ってしまっている時があるんですよ。
例えばダイエット関連の広告を見ていて、「本当に痩せたい人しか見ないでください!」なんて言うキャッチコピーがあったら、私なんてつい見てしまっていますし、数量限定商品で「本当に必要とされる人にしかお売りできません。冷やかしの方はご遠慮ください。」なんて言われると、見てみたくなっちゃいます。
私なんてついカリギュラ効果に乗せられてしまう側ですが、カリギュラ効果を盛り込んで、営業トークを柔軟に操れれば、成果が上がるのではないでしょうか。
大切なのはさりげなさ
あまのじゃくな子は「お母さんの話しを聞いて!」と頑張るより、「もういいわ。」と一言いう方が、よっぽど効果があります。
「もしかしてチャンスを逃した?」と思わせるような言い方や、「えっ?それってヤバイんちゃう?」と思わせるように、聞こえるように、でもさりげな~く言うのです。
子供達もだんだん大きくなってきたので、自分で考えて、自分の意志で色んな事を出来るようになってほしいと思います。そんな子供たちには、ちょうどいい機会かもしれません。
ついついしてあげてしまい、過保護がちだった、あまのじゃくな我が子たちを、この機会にカリギュラってみたいと思います(笑)
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