ハムスターが鳴いている?!大丈夫?!
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ハムスターが鳴いている?!大丈夫なの?
ハムスターは、犬のように吠えなくて静かなペットですよね。でも実は鳴くことが少なくありません。
と言っても、声はとても小さく、飼い主としては大変心配してしまいます。
ハムスターが鳴いているのに気付いた時、大丈夫?!って心配になりますよね。
結論から言えば、大丈夫でない鳴き声もあります。そういう場合は、とにかく急いでエキゾチックアニマルが診れる動物病院を受診しなければ、命にかかわることもあります。
また全く心配のいらない鳴き声もあります。そういう場合は、ほほえましく見ていれば大丈夫です。
ではそれぞれ、どんな場合にハムスターが鳴き声をあげるのか、私の実際に経験したことについて、お伝えしていきたいと思います。
うれしい!たのしい!大好き!
「うれしい!楽しい!大好き!」
「は?!何が?」ですよね(笑)!これはもちろん、「うまうま」=食べ物です。
ハムスターは大好物がたくさん入った餌皿から餌を食べる時、大好きな餌をもらった時に鳴くことが結構な確率であります。
もちろん鳴き声は、犬や猫とは少し違う感じですので、初めは鳴き声だと気が付かない飼い主さんもおられるかもしれません。
「プクプクプク」「プスプスプス」っといった感じの音です。
大好きなうまうまをもらって、一心不乱に齧りついていたり、餌皿に体ごと入り込んでむさぼっていたりする時に聞こえることが多く、食欲など、普段と変わらない様子であれば、これは全く心配はありません。
むにゃむにゃ…すや~
ハムスターは気持ちよく眠っている時に、小さく高い声で鳴くことがあります。
「ちゅちゅちゅちゅ」「きゅきゅきゅきゅ」といった感じの声です。
こちらは飼い主さんも気づきやすいと思います。これは、人間でいういわゆる寝言です。
あと、歯を鳴らす「カチカチカチ」といった音が聞こえることもあります。
【関連記事】ハムスターがカチカチ言うのはどうして?
こちらも普段と変わらない様子であれば、全く問題ありません。
ただ、1歳半を過ぎたくらいから急に鳴き始めたりということもよくあり、初めてのことに驚かれる飼い主さんも多いようです。私はおそらく年齢のせいじゃないかなと思っています。
眠ってなくても、同じように「ちゅちゅちゅ」といった声を出すことがあります。こちらも元気そうなら、単なるおしゃべりですので、心配はいらないでしょう。
威嚇するような鋭い声
「ジジジッ」っといった感じの、素早く警戒する姿勢をとりながらの声は、完全に威嚇の鳴き声です。
我が家のハムスターは、病院へ行ってお医者さんに歯を切ってもらう際に、必ずこの声をあげて怒ります。
当然ですが、威嚇しているわけですので、ストレスがかかっています。
怖くて出している声ですので、出来るだけこういった声をあげさせる原因は作らないようにしたいものです。
切ない高い声、明らかに楽しそうに聞こえない声
専門家の方なら、もっと良い言い回しがあるのかもわかりませんが、大切に飼われていると、この声が、楽しそうなのかそうじゃないのかは、わかってくるものと信じたい。そんな思いで書いていますが、私の感覚では、聞いたことの無い高い声で鳴いている、もしくは弱弱しい声で呼吸音のような「ちゅーちゅー」「ちゅちゅちゅ」「きゅきゅきゅー」といったような声は、どこかに痛みがある、もしくは痛みなどを含めて、恐怖を感じている時です。
この場合は、何が原因かすぐにわかれば、その原因を取り除いてあげる。出来れば鳴き声や様子を動画に撮っておくなどして、病院へ連れて行ってあげて下さい。
これは友人から聞いたお話ですが、ハムスターは痛みを恐怖と感じて鳴くこともあるそうです。女の子なら子宮の病気など、出血などが起きないと、普段は気が付きにくい病気が隠れているかもしれません。
病院へ連れて行くときに
病院では、ただハムスターを連れて行って、「はい診て下さい!」というより、共通言語でお話のできないハムスターなので、先にお伝えしたような、
・様子を記録した動画や音声など
・ウンチのサンプル
・水や餌の摂取量の記録(記録が無ければ、いつもとどう違うのか。)
・異常がある場合は、飼い主が異常に気付いたきっかけになったもの(例えば血痕などがついたもの)
を準備して行かれると良いでしょう。
それから、普段から体重測定をまめに行い、体重を把握しておきましょう。肥えているハムスターがダイエットで痩せた場合の他は、やはり体重減少は病気や体調の変化のサインです。
ハムスターは体が小さく、人間のように十分な検査ができない場合もあります。
ですが、「例えば水を飲む量がいつもより多く、尿の量も異常なほど多い」ですとか、「下痢をしている」「血尿が出た」など、外見でパッと見ではわからないような病気のヒントを持参することで、獣医さんが正しく診断してくださる助けになります。
小さな体だからこそ、病気がわかってからの進展が早く、あっという間に命を落としてしまうことが多いハムスター。
ですが、生命力のある子は、正しい処置により回復し、以前と変わらない元気を取り戻す子も多いものです。
ただでさえ短い寿命です。きっちり寿命まで頑張って生きて欲しいですもんね!
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