もうすぐお正月!お正月に関するいろいろ、ちゃんと知ってる?
スポンサーリンク
お正月って何する日?
1月1日と言えば、誰でも知ってるお正月です。ではお正月って何する日かっていうと、私は1年の始まりをお祝いするだけだと思っていました。
もちろん知ってる人はきちんと知っていると思いますが、ここは私目線で話を進めさせていただきますね。
お正月は、年(歳)神様といって、一年の豊作と家族の健康や幸をもたらしてくれる神様をお迎えする日です。
年神様は、地域によっていろいろな名前で呼ばれていますし、諸説ありますが、とにかくお正月にまつわる物ごとのほとんどは、年神様を家にお迎えするために準備されるものということになります。
12月に入ると、お正月前後にいろんな行事や飾り物がありますね。簡単ですが、順番に説明させてもらいますね。
・すす払い
・しめ飾り
・年越し
・年越しそば
・初詣
・初日の出
・鏡餅
・門松
・年賀状
・お雑煮
・おせち料理
・お年玉
・お屠蘇(とそ)
・祝箸
・書き初め
・三日とろろ&七草がゆ
・納豆年取り
・鏡開き
・とんど焼き
(関連記事)知ってるとドヤ顔?!おせち料理のことまとめました!
すす払い
すす払いとは、年神様をお迎えする前に1年の汚れを落としましょうという行事です。昔は12月13日に行う慣習があったので、この日を「正月事始め」といって、お正月準備の日の目安と考えられてきました。
しめ飾り
しめ飾りは、家を清める物です。年神様をお迎えする前、28日までに張っておきます。
ちなみに29日は「二重苦」といって縁起が悪く、31日は一夜飾りとなるので避けるようにします。クリスマスの終わったあとから準備することが多いようです。
年越し
年越しとは、大晦日の日没までにお正月の準備を終わらせ、家族そろって年神様をお迎えすることです。
年越しそば
そばは切れやすい食べ物ですね。このことから一年の苦労を断ち切るという目的で食べられます。またもう一つには、「そばのように細く長く、長寿でありますように」という願いが込められています。
初詣
新しい年に初めて神社や寺へお参りします。本来は除夜の鐘を聞きながら出かけ、寝ることなく新年を迎えるのが習わしといわれています。
初日の出
初日の出は、その日の出とともに年神様が現れると言われています。その年の初めに昇って来る太陽を拝むことは、年神様をお迎えすることにつながります。
鏡餅
鏡餅は、年神様へのお供えです。そのため年神様の魂・生命力が宿るといわれています。
裏白(うらじろ)・串柿(くしがき)・橙(だいだい)などで飾り付け、1月11日の鏡開きに感謝していただきます。
門松
新年を迎えるにあたり、年神様が来られる時に迷わないよう目印として飾られます。
しめ飾りと同じで、29日に立てると「苦立て」、31日は「一夜飾り」となりますので、この日に立てるのは避けます。
年賀状
旧年にお世話になった人への年始のご挨拶状です。旧年の感謝と、新年のお祝いを伝えます。
お雑煮
年神様へお供えした鏡餅などを、昔の人は煮て食べました。地域によって餅の形や汁の味付けは様々な種類があります。
おせち料理
おせち料理は年神様へのお供え物です。家族の健康や幸せを願って、縁起物がたくさん詰まったお料理でもあります。
お年玉
元々は、年神様にお供えした鏡餅を皆に分け与えたことが始まりといわれています。鏡餅には年神様の生命力が宿ると言われているからです。
お屠蘇(とそ)
お屠蘇は宴会のお酒とは違います。邪気を払い、長寿を願って飲む薬酒でした。お正月の祝いの膳には欠かせないものです。
祝箸
丸くて両端が細い形に削られたお箸を2本で1膳とし、丸くおさめる・割らないということで、お正月のお祝いの席で、おめでたいお箸として使われます。
書き初め
新年の始まりに初めて毛筆で文字を書くことを言います。1月2日に行うのが習わしで、おめでたい意味の言葉をしたためます。
三日とろろ&七草がゆ
お正月にいろいろとご馳走を食べることが続くと、胃腸が疲れてきます。そんな時に疲れた胃を休めるために、胃に優しく消化の良いとろろやおかゆを食べるようになったそうです。
七草は、初春の野にいち早く芽吹き、邪気を払うと言われています。そのためおかゆに入れて食べると、無病息災で過ごせると言われています。
納豆年取り
少し珍しいかもしれませんが、1月6日に納豆を食べると、「万病の根」が抜けていくという言い伝えがあるそうです。今年一年、病気にならずにすごせますようにとの願いを込めていただきます。
鏡開き
年神様にお供えしていた鏡餅を1月11日に下げ、皆で分けて、そのお餅でお雑煮やぜんざいを作って食べ、一家の円満を願います。
とんど焼き
小正月と言われる15日前後(十五夜になります。)の間に、その年に飾った門松やしめ飾り、書き初めなどを焚き上げ、その年の健康を願います。
今年のお正月は、きちんと年神様を意識して、一つ一つの行事を執り行えるようにしたいと思っています。
スポンサーリンク