どうしてアメリカが「米国」イギリスが「英国」なんだろう?
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アメリカを「米国」イギリスを「英国」の不思議
皆さんは、アメリカを「米国」ということに違和感を感じたことはありませんか?私は、お米と言えば日本って気がします。生産量で言えば、タイなんかも候補として上がってきますよね。
でもアメリカが「米国」なんですよね…。いったいどうしてなんでしょうか?
同様に、イギリスは確かに英語を話す国ではありますが、そういう意味で言うならアメリカも英語で話しますよね?なのにどうしてイギリスが「英国」なんでしょうか?
今日はそんなふと浮かんだ疑問を調べてみましたよ♡
アメリカ「米国」の由来
アメリカが「米国」となった理由は諸説ありますが、その中でも有力なのが、昔、初めて英語で「アメリカ」という発音を聞いた日本人にとって、それは「メリケン」と聞こえたそうです。
当然日本は漢字やカタカナ、ひらがなの国ですので、この表記を漢字で当て字を当てました。それが「米利堅」です。
アメリカ=米国とは、米利堅国を省略したもので、「米国」となっているわけなんです。お米は関係なかったんですね(笑)!
イギリス「英国」の由来
初めてのイギリス人(ウイリアム・アダムス:日本名 三浦按針)が日本にやってきたのは、1600年くらいのことで、織田信長もすでにいなくなった後のことでした。
このころの日本にはポルトガル人やオランダ人が先に来ていて、イギリスのことを”Inglês“(イングレス)=(英語(English)という意味)と理解しており、その発音が日本人にはエゲレスと聞こえていたようです。
ちなみにオランダ語のEnglishという言葉も、Engels(エンゲルス)といい、こちらもエゲレスと聞き取っていたようで、当て字は中国に習い「英吉利」と書きました。
そのため、「英吉利国」を省略して「英国」として定着したということです。
英語は関係なくはないですが、米国と英国はちゃんと理由があって米国と英国だったんですね!すっきりです♡
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