神経の無い差し歯って、いつまでもつの?普通より早く入れ歯になる?
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私の前歯について
私の前歯は3本、差し歯となっています。これには事情があります。中学生の頃に交通事故に遭い、命の代わりに前歯を3本持っていかれたのです。
顔面を強打したせいで、前歯は3本折れてしまい、当時の歯医者さんの治療で神経を抜き、3本とも根元は自分の歯による差し歯になっています。根元の自分の歯に義歯をかぶせている感じです。
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当時の事故の記憶はあまりないのですが、差し歯はこの30年の間で、それぞれ1度だけ義歯がとれてしまい作り直しています。そのうちの1本が、まさに昨日、治療を完了しました。
最近の不安を歯医者さんに直撃質問!
最近よく耳にするようになった話なのですが、その話の影響から、実は私には、歯に関する漠然とした悩みがあります。
歯は他の臓器などと同様で、神経を抜く治療を行うと、歯そのものの寿命が大きく削られる結果を招くというものです。つまり神経を抜いた歯は、死んだ歯であり、内側から歯をケアする力がなくなるばかりか、歯そのものももろくなり、かけやすくなると聞きました。
そんなことを聞くと、私の前歯は、虫歯ではないけれど、神経がありません。事故から30年、もしかすると近い将来、今度は義歯ではなく、残っている歯の土台そのものが抜け落ちてしまうのではないだろうかという不安が襲います。
赤ちゃんや幼い子供の前歯がない状態はかわいいけれど、大人の歯抜け、しかも前歯は、とてもじゃないですが笑えないですね。でも実際にそのような不安が私にはあるのです。そこで思い切って歯医者さんに質問してみました。
「先生、私の歯は神経がありません。この歯は、いつまでこのような差し歯を保てますか?通常より早く抜け落ちてしまい、今度は入れ歯になってしまうんですか?」
歯医者さんの回答
私が通っている歯医者さんは、丁寧な先生で少し治療の手を止めて答えてくれました。
「歯には神経が通っている方が良いということは間違いありません。でもあなたのように、やむを得ない事情で歯の神経を抜かざるを得なくなった場合でも、きちんとした歯のケアを怠らなければ、極端に歯の寿命が短くなることはありません。」
「歯が抜け落ちてしまう原因で一番大きいのは、歯周病です。歯は歯茎(はぐき)で支えられています。そのため歯周病で歯茎が痩せてしまったりすることの方が、歯が抜け落ちるリスクを高めることとなります。」
「今後も歯の健康に気を遣い、歯周病を防いでいく方針をとり続ければ、今のように人工的な歯ではありますが、他の歯に負けないくらい、歯は自分の寿命を全うし、長生きすることも可能です。」
自分の歯を大切にして、老いても尚差し歯を維持したい!
神経の無い歯は無条件に、近い将来抜ける日がくると怯えてきた私ですが、先生のお話を聞いてからは、お手入れを念入りにしていこうと思っています。
健康な歯の歯磨きと同じように、歯の表面に磨き残しがないかどうか?きちんと磨けているかどうか?チェックをしていくことに気をつけ、出来るなら死ぬまで自分の歯の土台で頑張っていきたいと思っています。
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