ジャンガリアンハムスターのお腹にかさぶた?!臭腺のお話
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ハムスターのお腹に茶黒いかさぶた?!
ふとハムスターのお腹を見た時に、雄のハムスターならおちんちんの少し上くらい、お腹の真ん中あたりに茶黒いかさぶたのようなものが見えました。
何だろう?と思って、我が家にいるもう1匹のハムスターのお腹も見てみました。そうすると、このもう1匹は少~しですが、黄色く毛が色づいて、心なしか湿っているような…。
これはハムスターの臭腺といいます。臭腺からでる分泌液が固まって、色も黄色から酸化して茶黒く変化しているのです。
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臭腺ってなぁに?
臭腺は、読んで字のごとく臭いの出る分泌腺です。ハムスターは縄張り意識がとても強い動物なので、しょっちゅうこの臭腺から出る分泌液をこすりつけて、縄張りを主張しているのです。
またもう一つの役割は、雌を誘う役割です。フェロモンですね♡可愛いハムちゃんをGetできるでしょうか( ´∀` )
この臭腺の位置は、シリアンハムスターとドワーフハムスターでは違います。シリアンハムスターは腰のあたりに左右対称に、ドワーフハムスターは先ほどからお話しているように、お腹の真ん中あたりにあるのです。
臭腺はお手入れしないといけないの?
臭腺は、基本的にはお手入れする必要はありません。セルフケアができるハムちゃんなら、自分で毛づくろいをする時に、きれいにできます。
ですが稀に、太っちょのハムスターや、年老いてきたハムスターになると、セルフケアが出来なくなってしまい、分泌物がたまり、かさぶたが出来ます。
それでも通常はお腹をすりつけて歩き回ったり、砂浴びをするハムスターですから、知らない間にぽろっと取れることが多いのですが、悪いことに炎症が起きたり、腫瘍ができてしまったりすると、獣医さんに診てもらった方が良くなります。
固まってしまった臭腺の分泌液を、湿らせた綿棒などでふやかし、人の手で取り除いてあげるという処置をすることもあるようですが、慣れない人がすることで、かさぶたを無理に剥がしてしまったりして出血→炎症なんていうこともありますので、不安な方は獣医さんに診ていただくことをおすすめします。
皆さんのかわいいハムスターが、いつも健やかに、そして長生きできますように♡
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