家庭訪問の目的とは?時代の変化を感じます
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新学期も無事始まり、二人の子供達も新しいクラスが発表され、新しい環境の中に飛び込んでがんばっているようです。
ところで今日は、初めて見るお手紙を息子が小学校から持って帰ってきました。今日はそのお手紙についての話題です。
家庭訪問のお知らせ
新学期と言えば、上の娘の頃から、まずは家庭訪問というのが定番でした。
短い時間ではありますが、家庭訪問で先生と初めて顔を合わせ、子供の様子などをお話する中で、私たち親は先生の雰囲気を感じ取ったりしたものでした。
ところが、今年息子の担任の先生は、去年からの学年持ち上がりで、たまたま息子は昨年と連続して同じ担任の先生となりました。そして家庭訪問の日程の書いたお手紙と共に持って帰ってきたのが、下のような内容でした。
何となく理由は理解できるんだけど…
このお手紙を見て、時代が変わってきたなぁとまずは感じました。
実際、家の位置なんてGoogleマップがあればすぐわかります。それに去年は来ていただいてますもんね。わざわざ再度うちまで来る必要はないと言われれば、確かにそうなのかな。
それに学校の先生は、本当に大変そうで、毎日遅くまで職員室の電気がついているのを見て知っています。一軒でも家庭訪問先が減れば、その分用事が出来ますよね。
その用事も、子供のためにしてくれているものですもんね。
ただじゃあ、なんで昔家庭訪問が始まったんでしょうね?昔からも持ち上がりはあっただろうし…。
なんだかモヤモヤしてしまいます。
時代の変化と共に変える必要があるのはどこ?
これはあくまでも私の考えですが、①地図はすぐわかるようになった。②先生のお仕事は大変になっている。だから家庭訪問を省くというのは、なんだか違う気がします。
というのも、私は企業で働いたことしかありませんが、相手先を訪問してこそ築ける関係というものもあると思うのです。子育ては家庭と学校との連携だと思っています。
家庭で先生の悪口を言えば、子供は先生を信頼できなくなります。
また学校でも、子どもの様子に何か変化が生じた時、先生がわからない事を、親から話を聞いて理解できることもあると思うのです。
子どもが学業に専念でき、先生やお友達と楽しい学校生活を過ごせるようにするために、先生の仕事のうち、委託できる内容は委託するとか、より先生が子供たちの教育に専念できる環境づくりを整える時代になってきてるんではないでしょうか?
時代は変化します。その時代その時代に合った、より有効な対策を打ち、私たちも変化していく必要を強く感じています。学校の先生と生徒、そして家庭のかかわり方にも変化は訪れているのでしょう。
2018年4月18日追記
この記事を書いた後、何人かの方からお話を伺いましたが、我が家の子供たちの通う小学校では、随分前から、担任が同じである場合に、このようなお手紙があったそうです。
でも、少し離れた別の地域の方のお子さんが通う小学校では、担任が同じでも毎年家庭訪問はあるんだとか。
色々話を伺っていると、家庭訪問の様子もいろいろで、玄関先で済ますところもあれば、がっつりリビングで話をする地域もあったり、しっかりお茶とお菓子をお出しするというところなど、家庭訪問は地域性がとても豊かだということを知りました。
色んな事を知った上で、やはり子育てをしていくにあたり、先生と家庭の連携を行う上でも、お互いの信頼関係は大切だと思います。だからこそコミュニケーションをとる機会として、家庭訪問はいいものなんじゃないかなと思います。
お仕事で忙しいお宅もあるので、なんとも難しい時もあるとは思いますが、子供を教育してもらう先生のこと、もっと知りたい気がしている私でした。
先生にとってもきっと大変で、申し訳ないんですけどね。
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