あ~!食べすぎた!今日食べた分はいつ太る?
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ついつい食べすぎる
我が家はみんな食べるのが大好き!でもその分、体重増加についてもひどく敏感です。
連日40℃を超える猛暑だったこの夏も、家族全員食欲が落ちることなく、毎日食べることを楽しみに、それぞれ頑張ってきました。
皆さんの中にも「あるある!」と言ってくださる方も多いのではないかと、勝手に仲間意識を感じているのですが、次のような事ってありませんか?
旅行などでついつい食べすぎた時、「せっかく旅行に来たんだし!」と言って食べる。
そして旅行から帰ると、お土産に買った美味しい物があって、「せっかく買ってきたんだし、新しい間に!」と言って食べる。
「どうせ体重増えちゃってるんだし、今の間に好きなもの思いっきり食べちゃって、来週からダイエットがんばろう!」と言って食べる。
出た!食べるの3乗!!
これのせいで、結局2~3kg太っちゃうんです。あんなにも簡単に増えた体重のはずなのに、減らそうと思う時には、なかなか減らないんですよね~。
食べたもののどれくらいが体に残るの?
食べ物は栄養分と水分でできています。そのうち栄養として体に取り込まれるのが全体の約20%、そして残りは水分が80%。そのため80%の水分は、通常排泄されますので、太る原因には関係しません。
例えば旅行やお正月などのイベント時に3kg太ったと言っても、実際の2.4kgは排泄されてしまうので、その分は通常の生活に戻せば、2~3日で解消されるはずです。
でも残りの0.6kgの積み重ねは、正直恐ろしいですよね。
カロリーと体重の関係は?
ちなみにどのくらいのカロリーが、体重1kgに相当するものなのでしょう?
通常、人は生きているだけでカロリーを消費するということと、人によって代謝の能力も違うので、そのまんまのカロリーが、万人に同じように体重増加するということではありません。
あくまでも目安ですが、7200kcalの余分なカロリーが体内に入ったとすると、約800gが脂肪として皮下脂肪組織に貯えられます。ただこの約800gの脂肪を貯える際には、体液など必要なものがさらに200g増えますので、これを合計して1kgになるといいます。
最初にことわりましたが、あくまでも目安ですので、7200kcalを摂取すると即1kg太るということではないので、お間違いなく。
脂肪がつく仕組みって?
私たちがごはんを食べると、どのような仕組みで脂肪になってしまうのでしょう?
食べ物を食べると、胃で消化されます。そして腸で栄養分として吸収され、活動のエネルギーになります。
この時食べすぎた余分な栄養分は、糖分として肝臓に貯えられ、必要な時に備えます。けれど肝臓で貯える量にも限度があって、保存可能な容量以上の余分は貯えられなくなります。その余分が体の脂肪細胞に貯えられ、使わなければ太るということになります。
肝臓に貯えられているものは、基本非常食のような感じです。貯えられてはいますが、必要な時は、まずここから使われるというものです。脂肪にならないようにするなら、肝臓にあるうちに、エネルギーを使わなければいけません。
どのくらいで脂肪になるの?
普通の人は食べ物を食べると、だいたい5~6時間で栄養の吸収が完了します。(糖尿病の人はそれより余分に2~3時間以上かかるといいます。)そうしてエネルギーとして使われるもの、肝臓に貯えられるもの、余分なので体脂肪になるものと振り分けられます。
人の体なので個人差もありますが、徐々に新しい物と古い物の循環を繰り返し体脂肪として定着していくので、その期間は1週間~2週間の間というところでしょう。
つまり食べすぎた時は、その次の食事(お昼に食べすぎたら、夕食。夕食を食べすぎたら、朝食。)でまず調整する。
旅行などで数日つねに食べすぎたら、その後の3日~1週間で調整というように、食べすぎた分の食事量を減らすことで、体脂肪を増やすことなく過ごせるのです。
ダイエットは明日から?
以上の様な原理でいけば、昔テレビのCMで有名になった「♪~ダーイエットは明日から」というのも、きちんと明日からという約束を守れば、アリだな!ということになります。
定着した脂肪を落とすのは確かに難しい。なぜなら体は肝臓に貯えてるエネルギーから使うようになっているから。
でも余分にならない工夫をすれば、とりあえずこれ以上太るのは止められる!ということですね。
食べる量を減らす時は、ビタミンやミネラルを意識して摂るようにしましょう。これらがないと、脂肪を燃やすことができません。
間違っても「どうせ減らすなら、食事は我慢して、大好きなケーキ1個だけにする。」というような甘~い考えを持たないようにしましょうね。野菜・果物を甘く見てはいけませんよ!
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